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ローマ3大パスタ 本格アマトリチャーナの作り方

こんにちは。

今日はお気に入りのレシピ、アマトリチャーナを紹介したいと思います。

ローマ近郊のアマトリーチェ村発祥のパスタとしてローマではカルボナーラ、カッチョエペペに並ぶ3大パスタと言われているそうです。

他の2つについても今後レシピを書いていきたいと思います。

パンチが効いて病みつきになる味です。控え目に言って激ウマです。お試しあれ。

材料(1人前)

ブカティーニ 90g (穴のあいた太めのパスタです。太めのスパゲティでもOKです。)
トマト 大サイズ1個もしくは中サイズ2個
ニンニク 中サイズ1かけ
玉ねぎ 1/4個
オリーブオイル5cc
ブロックベーコン 50g
鷹の爪 1本
ペコリーノロマーノ 10g
塩 適量

本場のレシピではグアンチャーレという豚ホホ肉の塩漬け(豚トロみたいな感じです)を使うんですが、日本では手に入りづらいのでベーコンでOKです。パンチェッタでも美味しいです!

ペコリーノロマーノは羊乳のチーズです。
こちらは大きめのスーパーであれば手に入るかと思います。手に入らない場合は、パルミジャーノ・レッジャーノでも代用できますが、味がぜんぜん違うのでぜひペコリーノロマーノを使って頂きたいです!
ちなみに、いわゆる粉チーズはパルミジャーノ・レッジャーノとは別ものです。あれはナポリタン専用だと思って下さい笑

作り方

1.ベーコンは拍子切り、玉ねぎはスライス。ニンニクは皮を剥いて潰しておく。

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2.トマトを1口大にカットし、ミキサーにかける。
※ミキサーにかけるだけで何故かこのまま食べてもめちゃめちゃ美味しいです。

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3.冷たいフライパンにオリーブオイルとつぶしたニンニクを入れてごく弱火にかける。
※ニンニクの香りを引き出すために必ず冷たい状態からスタートしてください。

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4.ニンニクがこのくらい色づいたら一旦取り出し、ベーコンを加えてカリッとなるように弱火のまま火をいれていく。

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5.ベーコンがこのくらいまで焼けたら、玉ねぎを加える。塩をほんの少し加えて玉ねぎがしんなりするまで炒める。
※野菜を炒める時、塩をふると野菜の水分が出やすくなり短時間で甘みを引き出すことが出来ます。

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6.玉ねぎがしんなりしたら、ミキサーにかけたトマトと種をとった鷹の爪を加えて火を強める。トマトが湧いたら、再度火を落として蓋をして5分ほど煮ていく。
※辛いものがお好きな方は、トマトを入れる前に鷹の爪を加えて油で少し炒める様にしてください。唐辛子の辛味成分は油に溶け出すためです。

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7.5分ほど煮て火をとめる。味見をして薄ければ塩、塩っぱければ水を加えて調整する。
水分量も画像のようになるように塩加減によって茹で汁か水で調整する。
※仕上げでかけるチーズの塩気を考慮し、この時点で気持ち薄いくらいの塩分がベストです。
※パルミジャーノ・レッジャーノを使う場合は、ペコリーノロマーノよりも塩気が弱いためこの時点でちょうどいい塩加減で大丈夫です。

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8.たっぷりのお湯に塩1%を加えてパスタをゆでる。湯で時間は表記時間の1分前。
※茹で汁の塩加減は味噌汁よりも気持ち塩っぱい位です。

9.パスタが茹で上がったらソースと和えて中火にかける。湧いてから30秒程火にかけながら混ぜて、ソースの汁気をパスタに吸わせる。
※画像のように油っぽくもなく、傾けても汁がたれて来ないくらいを目安にして下さい。

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10.器に盛り、たっぷりのペコリーノロマーノを削りかけて完成。

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冷めるとチーズが固まるので熱いうちに召し上がってください。そして是非作ってみて感想をお聞かせ下さい!本場のものと遜色ないですよ。

おまけ
ローマのトラットリアで食べた本場のアマトリチャーナ。

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