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"ReadingLight"はじめます

思考設計士として、本を読んでいて感じたこと。

「学びや気づき(本でインプットしたこと)は、どのくらい思考プロセスに影響を与えているんだろう?また、思考プロセス、つまり日々の行動において、どのくらい活かされている(アウトプットしている)んだろう?」

自身のこれまでの読書経験からすると、読んだ本の10%くらいの感覚。

そういえば、学習方法と学習定着率の関係を表した『ラーニングピラミッド』というモデルが、まさに読書=10%の学習定着率であることに気づいた。

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1冊の本を読んで終わり。これでは本を読む習慣はついても、学びはなかなか定着しない。なぜなら、読書は「受動的」な学習で、「一人」で行うから。

定着までするためには、『アクティブラーニング』と言われる、「能動的」な学習で、「複数」で行うことが大切。つまり、「アウトプット」することが大切で、それも自分の思考や行動に影響を与えるレベルでの『言語化』が必要。

学びや気づきを抽象化(自分の言葉で思考の整理をする)と具体化(自分の行動と紐つける)をすることで、自分の思考プロセスに影響を与え、日々の行動で活かすことができる。


そんなことを思っていた時、知人である Shiho Nagashima さんが『ペア読書』を実施していた。(stand.fmで配信)


これを聴いた時に思った。

「1冊の本を複数人で読んで、学びや気づきをシェアすることで、思考と行動のレベルが上がるんじゃないか。さらに、人によって同じ本でも見方、気になった点、捉え方、解釈が異なるんじゃないか。」

これを思考に関する研究活動している、Thinking Design Labのコンテンツにできたら面白い。早速、Shiho Nagashima さんに相談して、番組化が決定しました!


その名も、

『ReadingLight』 本が照らすココロとセカイ

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ネーミングはShiho Nagashimaさんにしていただきました。
Readinglightは「読書灯」という意があるのですが、「灯」の部分を

・本の一つ一つの言葉が、自身の思考を「照らす」
・気になった言葉や文章の「ハイライト」をシェアしていく
・気になった言葉や文章は、今の自身の状態や価値観を「表している」

というイメージを想定して、つけていただきました。(素晴らしいセンス!!)

また、Shiho Nagashimaさんとは好きな著者や本のジャンルが似ていることもあり、いろんな視点や気づきをシェアできればと思っています。


YouTubeで生配信します


ReadingLightはオンライン番組(YouTubeで配信)として実施していきます。より多くの人と学びや気づきをシェアしていきたいのと、一緒に参加する仲間を集めていきたいと思っています。

ReadingLightのルールは3つ。

①事前に1冊本を決め、参加者は本を用意する
②1回の1章程度で、事前に読書する時間(30分程度)を設ける
③その範囲の中で、自身が気になった言葉や文章、及びその理由を整理し、シェアする(こちらのパートを生配信)

(例)1冊7章ある本であれば、計7回に分けて配信していくイメージ


Shiho Nagahimaさんとの記念すべき1冊目は、

直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN 
佐宗 邦威 (著)


二人の共通して好きな1冊で、Shiho Nagashimaさんは(僕の感覚では)、「直感」(イメージ・右脳)がものすごく研ぎ澄まされている。一方の僕は、「論理」(言語・左脳)で構成されている人間。直感と論理をつなぐ思考法、がよりつながっていく回になればと思っています。


▼初回の番組配信はこちらより(YouTube)

https://www.youtube.com/watch?v=Rky-1VHWim8


▼番組の告知などの情報はこちらより(Facebookページ)


Thinking Design Labについて

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Thinking=「思考」とDesign=「設計」

思考、人の”思い”や”考え”は、人の内面に存在しています。その内面にあるものを表現することで言葉になります。
思考と言葉は、常にリンクし、言葉にすることで今までなかったものが見えるようになり、”存在する意義”が生まれます。

言葉には、人の心を動かす力がある。
言葉には、人と人をつなげる力がある。
言葉には、人の可能性を広げる力がある。
言葉には、価値あるモノをつくる力がある。

Thinking Design Labは、一人ひとりの思いや考えを言葉に表現し、”自分らしく”在るためのプロセスを設計する場であり、人生100年時代において、自身の理念や価値観に基づいて”自己実現”の扉を開けるための鍵を発見していく場であります。

今ないものはすべて言葉からはじまる。
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