癒されるという感情がイマイチ分からない
Twitterを見ていると猫の動画に対して「癒しだ~!」「癒されたので午後も仕事が頑張れそうです!」「猫ちゃんはやっぱり私の癒しっ」みたいなコメントが殺到しているところによく遭遇する。
楽しい、嬉しい、怒りの感情はわたしも理解ができるのだが、癒しに関してはこれだけ「癒し」という言葉が使われている世の中でもわたしはイマイチピンとこない。
今日は癒しについて理解を深めていくお話。
1.癒しとは
手始めに「癒し」という言葉の意味を調べてみることにする。ネットで検索して出てきたのをざっとまとめると、
・ヒーリング(英語)
・心理的な安心感を与えること
・肉体の疲れ、精神の悩み、苦しみを何かに頼って解消・やわらげたりすること
と書かれていた。
、、、すまん、これでもわたしは分からない。深く考えてみることにする。
2.癒されるってこういうこと…?
わたしが思っている癒しって、その動画だったり画像、言動にぐわああああって心が動かされて、ぽかぽかした気持ちになることだと思う。そのおかげで笑顔になったり、心のつっかえが取れたり、HPが回復するようなことかなって思っている。
でも、わたしは「ぐわああああって心が動かされる」ってことがほとんどない。猫でも犬でも好きなカフェでも、ぐわああああって感覚は生まれなくて、「あっ可愛い」「性癖ぶち刺さり案件だわ」で終わってしまう。
だから、自分の中で「こういう時はみんな“癒される”って言うのだろうけど、わたしは可愛い止まりだな」って、癒しという言葉を使うことを避けている。だって、癒しの意味すら効果すら実感したことがないのに、あんまり癒し癒されたって使いたくないじゃん。
単にわたしの感情が欠如しているのか、癒しって言葉をみんなが頻繁に使いすぎているのか、疑問だ。
3.どんな時に癒されたって使うの?
そう、疑問なのは癒しってみんながどんな時に使っているのか。本来の意味を理解して使っている人はどれくらいいるのかってこと。
可愛いもの、好きなものを見たときに「癒された」は使っているのか。
その時の心の変化は?ストレスが軽減されたの?どうやって軽減されたことを自分で分かったの?
って、ものすごく屁理屈を言ってるみたいだけど、わたしは言葉の意味を理解しないまま使っている人がすごく苦手だ。最近だとエモいもそうだし、四字熟語とかもそう。
本来の意味を理解して言葉を使っている人は、ごく少数に感じる。
だからこそ、本来の意味で言葉を使っている人の言葉や文章には確かな意志が感じられるし、メッセージが読み手としても受け取りやすいのだと思う。
わたしは、癒されたの意味を理解・実感できていない人間だ。
その原因はともあれ、自分が思っていないことを文章として嘘の(自分すらよくわかっていない)感情として発信していくのは自論に反するので、癒されたは使っていかないだろう。
結局癒しについての理解は深められなかったけれど、なんとなく自分の中ではすっきりとした気持ちもある。癒しに歩み寄れた時、積極的にわたしの癒しを発信していければいいな。
そして、もし癒しの感情をわたしに分かりやすく説明してくれる人がいれば、ものすごく大歓迎する。わたしの語録と、感情を増やしてくれてありがとう、と。
また、頑固で意固地な文章に付き合っていただきありがとうございます。
では、皆さん。
良い夜を。
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