「久しぶりだよ、煌々とした月」
最近バスを利用することが多い。発車するまでバスの運転手さんたちが近くで話していることがあるのだが、さっきバスに乗って待っていたらこんな会話が聞こえてきた。
「久しぶりだよ、煌々とした月」
「ほら、うさぎが餅ついてるよ!」
「うーん、この星はなんですかね?」
「なんだろう...あっでも金星でしょ!この時期に見えるってことは」
たしかに今日は月が綺麗だなあとは思っていたけど、わたしはそれを1人で噛み締めていた。でも1人で噛み締めるだけじゃなくて、職場の人と共有できるのもなんだか羨ましいなあと感じた。
「月が綺麗だよ」ってわたしは「あなたのことが好きです」に変換されてしまって、友達(特に異性)には気軽に言いにくいなと思っていた。
でも今日の運転手さんたちの会話を聞いて、素敵なものを素敵って伝えるのにそれは取り越し苦労だったんだなと気づく。
そして、たまにはイヤホンなしで周りの音を聞いて生活するのも悪くないなと思う。
昼間はセミの鳴き声が心地よい日でした。
これくらいの気温と湿度が毎日続けば過ごしやすいのになあ〜。
明日の天気にも期待します!
彅野アン
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