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公共施設の再編について


どんな過程で一つ一つの施設の再編を進めていくのか

旧大和中学校の利活用はどのように進めていく考えか。
市としての計画は何かあるのか、地域の意向把握や集約を進めているのか
わだつみ平和文庫を置く計画があるのか、なぜそうするのか
地域(検討委員会)の意向と違っているから、市の計画は取りやめたのか。

わだつみ平和文庫の価値とはどんなことがあるのか。それを市民生活などにどう生かしていくべきと考えるのか、効果をどう捉えているのか。
わだつみ平和文庫自体の価値評価、今後の有効な生かし方を考え直すべきではないのか。

塩山地区中学校の再編についてはどのように進めていく考えか。各地域(小学校区)の意見集約をどのように進めてきたか、これからどう進めていく考えか。
統合校の塩山中学校の教育方針や内容、環境などに改善を求める声はないのか。勝沼中と大和中の統合の時にもそういう声が上がっていたが、どう対処してきたのか、なぜこの機に将来のことを見据え、学校の在り方を問い直さないのか。
塩山中学校も勝沼中学校も、学校の在り方を問い直し、保護者や将来の保護者、地域、有識者を交えて、先進的な取り組みをする学校に作り替えていく考えはないのか。

公共施設の運営や再編には、地域や利用者などの利害関係者の声をまとめていく努力が必要とは考えないのか。それが公共施設利活用の活性化や、行政と住民の責任の分かち合い・協力につながるとは想像できないのか。

ぶどうの国文化館の利活用について、勝沼町の祝地区住民が考えた提案をどう生かしていく考えか。子どもや高齢者、もちろん地域の一般住民の集える場所、そして観光客と交わる場所としての提案であり、市民との協働のまちづくりの象徴となり得る「祝地区の打ち出した考え方」は公共施設再編の最も望むことではないのか。

公共施設再編は、単なるダウンサイジングであってはならない。地域を、自治体を蘇らせる、豊かにさせる、活性化させる、そんな考え方で臨まなければならないはずである。果たして、今甲州市が進めていることはそうなっているだろうか。

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