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ハッピーに生きることは、素敵な1日を生きること

verdeさんの幸せの感じ方、素敵だなぁと思いました。自分のためだけではなく、人の幸せも考えて生きる。それがどれほど努力がいるか。しかし、達成できたときには大きな喜びとなって返ってくるのは間違いありません。

まだ幸せとは何なのかの話を続けても良いですか?もっと「幸せ」について深掘りしていくことは、私たちの人生を色鮮やかにしてくれるような気がするんです。もちろん、私は哲学面から思考を深めてみます。

人生は一日一日の積み重ね。その中にちりばめられた一瞬一瞬がとても大切なもの。毎朝目覚め、仕事に取り組んで、家族や友人と過ごし、趣味などに熱中し、一日を終える。その日々の中には「幸せ」が隠されているのではないかと考えてみると、1日1日がとても重要になってきて、どうやって時間を過ごすかが大切になってきます。

「幸せとは?」と問われたら、誰もがそれぞれ異なる答えを持つと思います。verdeさんの幸せの定義はとても素敵でした。その上でさらに、その答えを深く考える手がかりとして、何人かの哲学者の考えを引用しながら考えてみます。

まず始めに、古代ギリシャの哲学者プラトンの考えについて見てみましょう。プラトンは『国家』という著作を書いています。その中で、「真実を知ることこそが人間の幸せだ」と述べています。

プラトン

何か新しいことを学ぶたびに、それは我々が探究する「真実」の一部となります。たとえば、難しい数学の問題を解くことができた時、あるいは新しい単語を覚えた時、私たちは幸せを感じるのかもしれません。これは、新しい知識を得ることが、私たちが追求する「真実」への一歩となるからです。

次に、オランダの哲学者スピノザの考えについて考えてみましょう。スピノザは『エチカ(倫理学)』で、「自分自身と世界を理解することが、我々の最大の喜びだ」と述べています。

スピノザ

自分が何者であるか、この世界がどのように機能しているかを理解することで、私たちは深い喜びを感じるのです。例えば、自分がなぜある仕事で困難を感じたのか理解した時、あるいは友人の気持ちを理解した時、この世界や自分自身についての理解が深まり、それが幸せをもたらすと考えたのです。

また、ドイツの哲学者イマニエル・カントという哲学者もいます。彼は『純粋実践理性批判』で、「自分が本当に欲しいものを手に入れることが、我々の幸せを作る」と述べています。

カント

私たちが設定した目標を達成することは、達成感を生み、それが幸せを感じる瞬間となります。たとえば、勉強して目指していた試験の合格を手に入れた時や、練習していたスポーツでゴールを決めた時、私たちは達成した目標から幸せを感じます。

イギリスの哲学者ジョン=スチュアート・ミルという哲学者は『功利主義』で、「小さな楽しみと、悲しみから逃れることが人生の目標だ」と述べています。

ミル

日常生活の中で見つける小さな喜びが、私たちの幸せを形成します。美味しいデザートを楽しむこと、夕日を眺めること、友人との楽しい会話、これらすべてが「小さな楽しみ」であり、私たちの幸せを形成します。

最後に、フランスの哲学者アランは『幸福論』で「幸せは日々の穏やかな喜びにある」と述べています。

アラン

アランは、我々が日常生活の中で経験する些細な出来事や感情が、実は我々の幸福感を形成する大きな要素であると考えました。

アランは、「幸福とは、心が平穏であること、つまり心に混乱がないこと」だと語っています。心の混乱は不安や恐怖、怒りなどネガティブな感情から来るもので、これらを避け、心の平穏を保つことが重要だとアランは考えました。

さらに、彼は「穏やかな喜びこそが最高の幸福だ。それは、心の中に静かに満ちてくる喜びで、我々が何も望まない、何も恐れない状態である」と言っています。これは、毎日の生活の中で、見つけることができる小さな喜びが、我々が追求するべき幸福の本質であるという考えを示しています。

したがって、アランにとっての「幸せ」は、大きな目標を達成したときや、特別な出来事が起きたときだけでなく、日常生活の中の穏やかな喜び、ささいなことで心が和む瞬間に存在します。一日を通じて味わう一杯の美味しいコーヒー、友人からの温かいメッセージ、夕日の美しい光景など、些細なことが、心の平穏をもたらし、幸福を感じさせるのです。

今回取り上げた哲学者たちの思考を通じて、私たちは日々の生活の中にある幸せを見つけ出すことができることがわかってきました。

新しい知識を学ぶこと、自分自身や世界を理解すること、自分の望みを達成すること、日々の小さな楽しみ、そして穏やかな日々の喜び。これら全てが、我々の日常生活を通じて得られる幸せの瞬間なのです。

だからこそ、毎日の一日一日を大切に生きることが重要なんだと感じます。当たり前のように過ぎていく日々の中に、実は多くの「幸せ」が隠されている。その幸せを見つけること、見逃さないこと。それが私たちの生活を豊かにし、更なる幸せを生み出す可能性を大きくしてくれるのでしょう。

私たちは日々の生活の中で「幸せ」を見つけ、それを大切にすることで、人生をより豊かで充実したものにすることができるでしょう。

自分が素敵だと思える1日を過ごすこと。それだけでハッピーなことだと思うように生きていけば、充実した人生を送れるでしょうね。私の場合、隣にパートナーがいて、ゆっくりと本を読み、語り合うこと。たまにバチンとぶつかっても、言葉を尽くして理解し合うこと。こうやって、verdeさんとの交換日記をすること。

一つ一つを大切にしながら、日々を過ごすことを忘れないようにしていきたいものです。あと、音楽があれば最高かな。長くなってしまったので、今日のところはここら辺にしましょう。「幸せ」について考えられるなんて、幸せだなぁ。

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