馬鹿にされても笑われても大丈夫。
はろー!Shellyです。
今回はShelly流英語の勉強法について書きたいと思います。
私は英語が好きで社会人になっても英会話教室に通っていました。それでもワーホリ中は「英語が話せない人」でした。
1年滞在していても英語はペラペラではありませんが、日常生活でなんとかなるレベルくらいになったと思います。
ワーホリ時代に間違った英語を言って、馬鹿にされたり笑われた回数は数えきれません!(笑)悔しさで泣いたこともあります。
それでも私が英語の勉強を続けられた理由とは。
失敗を恐れずにとにかく話す!
語学学校に通わず、家も仕事も何も決まっていない状態で旅立ったニュージーランド。旅行ではないので、現地の空港に着いた瞬間、サバイバル生活の始まりでした。
バックパッカーズとユースホステルに宿泊し、仕事探しをしなくてはいけません。当たり前ですが日本語はもう通じません。英語で求人を探して応募し面接に行きます。
私がバックパッカーズに泊まって良かったと思うことは、ワーホリで来ている外国人がたくさんいるので情報収集ができることです。でも英語が話せないので単語をとにかく言ってなんとか意思疎通ができるようなかんじでした。
同じ部屋の子達が英語で笑いながら話しているのを見ても、私は何を言っているのかわからないし、英語がもっと話せたらどんなに楽しいものかと何度も悔しい思いをしてきました。
だからといって、英語でコミュニケーションを取りたくないという気持ちにはならなかったんですよね。英語に触れることを諦めたら終わりだという気持ちが強かったのかもしれません。
それに外国人同士の会話を聞いてると英語はペラペラのように見えても、彼らも意外とミスしてるんです。たとえば「He don't~」と言ってたり。それでもミスを気にせず堂々と話している彼らを見て、ミスを気にしなくてもいいんだと思えるようになりました。
周りの目を気にして億劫になるなんてもったいないです。ミスしてもいいし、どんな英語を話してもいいからとにかく話すことを恐れないのが大事ですね。
こんな英語がダメな自分でもいいんだと自分に許可を出してあげることが、自分に自信をつけるコツだと思います。そして堂々としていたら周りにも伝わります。だって「こんな私だめだ~」って言っている人よりも「これも私だよな~」って受け入れている人の方が一緒にいて居心地がいいと思いませんか?
それから勇気を出して仲良くなるには自分のことを知ってもらわなくては!と思い、自己紹介を自分からするようにしたり、自分から話しかけるようにしました。それを繰り返しているうちに自然と英語で話すことに抵抗がなくなってきました。
ニュージーランドに着いて2週間が過ぎた頃ですかね。同じ部屋の子と打ち解けてきた頃に、ドイツ人の女の子が「もう私ワーホリ終わってドイツに帰るから私の履歴書あげるよ!自分の情報だけ変えれば大丈夫だと思う。」と履歴書をもらいました!
英語で履歴書を作らなくては仕事に応募すらできなかったので切羽詰まってたんです。しかも履歴書って個人情報じゃないですか。私だったら信用できる子にしか個人情報教えたくないし、見られたくもないのですが、その子が私に丸ごと1枚くれたときは嬉しさと感謝の気持ちでテンションが上がりました。(笑)
もらった履歴書を元に自分の情報を作成し完成しました。あとは図書館で印刷してようやく自分のものとなります。
ネットで応募するタイプだとメールに添付する場合もあります。特にホテル。でも大体が直接働きたいお店に行って「ここで働かせてください!」と直談判するケースだと思います。
経験されている人だとわかるかと思いますが、英語がペラペラではない人が直談判しに行っても、雇う側はよっぽどその人に魅力を感じない限り意思疎通が簡単にできる人を選びます。
なので100枚履歴書をお店に配りに行って、返事がくるのはたったの2,3件っていうのも当たり前の世界です。
私はおもにファーム系の仕事だったので応募から面接までスムーズにいきましたが、カフェやバーなどの飲食店で働きたい人は現実を知っておくと、メンタルが病まずに済むでしょう。笑
期待しない精神を身に付けとくとGOODです!
わからないときは素直にわからないと言う
これも大事なポイント!
日本人あるあるかもしれませんが、聞き取れなかったり、質問の意味がわからないとそのまま聞いたフリしてしまう人が多いのではないでしょうか。個人的にこれは一番やらないでほしいなと思うのです。
逆の立場で考えてみるとわかりやすいのですが、もし誰かに「わからない」と言われたら、言い方を変えてみたり、ゆっくり話すようにしませんか?
それで相手が「なるほどね」と理解してくれたらどうでしょう?お互いがもやもやせずにスッキリできるのではないでしょうか。
正直にわからないと言えば、もしかしたらわかるかもしれないのに、そのチャンスを逃してしまうのはもったいない!聞き返して怒られたら怒られたでいいんです。次から気をつけようとか、もっと頑張ろうと思うことができれば十分です。
ただ、何も理解しようとせずに聞き返すのは相手に失礼になってしまうのでNGですよ。いろいろ考えたけどどうしてもわからないときは相手に伝えましょう。
どんな英語を話そうと肯定してくれる友達を持つ
私はワーホリで本当に良い友達に出会えたと思っています。でも中には私のことを見下してくる子もいました。
1回、その見下してくる子と喧嘩をしたことがあるんです。同じ仕事で同じバックパッカーズの同じ部屋の彼女。一緒に海行ったり、ご飯食べに行ったり、通勤も一緒。ところどころ「ん?今の発言って?」と思うこともあったのですが、特に気にせず仲良くしていました。
ある日、疲れた顔をした彼女を気遣って「今日仕事めっちゃ疲れたねー!お疲れ様!」と明るく声を掛けました。きっと「ほんと疲れたねー!」という回答がくると思って......。
そしたら「私はあなたより忙しいし、あなたより疲れているから。」と冷めた顔と暗いトーンで言われ、その場をスタスタと振り返らずに去って行きました。
「いやいや!同じ仕事してっから!!!!疲れてるのは皆一緒じゃい!!自分だけ頑張ってるアピールすんなボケエエエ!!!」
と言い返せば良かったと今では思います。
冷めた顔というより、どこか見下してるような顔でこの人そういうことを平気で言っちゃうんだとショックが大きかったんです。
今まで彼女に抱いていた「ん?」という違和感と、言い返せなかった悔しさとショックが入り交じり、心のもやもやが爆発してしまいました。
ちょうど夕飯時で別の友達が一緒にご飯作ろ!と声を掛けてくれて、いつもと様子が違う私に気付いて「ひどい顔してるけどどうしたの?」と聞かれました。
その瞬間にこらえていたものが溢れ出てしまい、涙がぽろぽろこぼれ落ちました。私は「急に泣いちゃってごめん!!」と謝ったら、料理を中断してソファーに移動しハグしてくれました。
英語は不完全でしたが、さっきの出来事と、私がショックだったこと、すべて感情のままに話し聞いてくれました。
その中で彼女が言ってくれた言葉。
「あなたの英語は理解できるよ。全然へたじゃないよ。だから自信を持って!」
あの喧嘩なんか正直どうでも良くて、私が英語がうまくないからあの子はどこか見下してくるんだと思い込んでたんです。それに言い返すこともできなかったし、相手も私が言い返せないのをわかってて言ってきたんだろうなと。
元々なかった自信が、ワーホリ生活で少しずつ自信を持てるようになり、そのタイミングで築き上げてきた私の自信を削ぎ落とすような友達と出会い、
また振り出しに戻ってしまったんです。
喧嘩うんぬんではなく、私の心の中に根付いていたもやもやに気付いてくれた友達。こういう存在が友達と言えるんだと気付きました。
もちろん、自分が間違った道に行こうとしていたら止めてくれる人も必要ですが、なによりもどんな自分でも肯定してくれる友達がいるといいかなと身を持って痛感しています。
そして自分を馬鹿にしてくるような人とは距離を置いていいです。どんな英語を話そうと一生懸命話そう、聞こうとしている人を馬鹿にしてはいけないです。頑張っている人からしたらそういった態度はとても辛いものです。
馬鹿にされることでモチベが上がる人もいるかもしれませんが、人それぞれなので。
ワーホリから3年近く経ちますが、未だにあの喧嘩のときの顔と声のトーンは忘れることができないですし、ふと思い出すとなんだか腹立つ気持ちもあります。
こうやっていろいろ経験しながら人は成長していくものなんですかね。しみじみ。
ワーホリ経験談を書いているとまた行きたくなるな~。
Shellyでした!
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