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アルバイト書店員を辞めて、書店を開くまでの記録

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2020年11月の記事一覧

書店を開くまで2

書店を開くまで2

創業支援の相談の予約を入れて参りました!

今まで想いを書き出したりということはやってきましたが、どうしてもしっかりとした形をイメージすることはできませんでした。

まずは、どう利益を出していけばいいか、将来的に店舗を持つための資金をどう集めるか、融資の受け方など、私がいちばん苦手とする部分を潰していこうと思います。

予約を取る際に、初めて人に夢の全貌を語ったのでまだうまく喋れなかったのですが、

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私の本との向き合い方 後編(書店を開くまでのおまけ1)

私の本との向き合い方 後編(書店を開くまでのおまけ1)

本は人を救わないけれど、人は本に救われることもある。

端的に言えば、それが私の思う本の力です。

私は”嗅覚(センス)”という言葉で表しますが、人は自分が必要とする本に必ず出会えるものです。

ランキングや口コミ上位の本でも、書店員イチオシの本でも、ロングセラーでもなく、自分が一番求めている本を”嗅ぎ分ける”能力は、人間誰しも持っているものなのです。

もちろん、磨かなければ”嗅覚”の精度は上が

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私の本との向き合い方 前編(書店を開くまでのおまけ1)

私の本との向き合い方 前編(書店を開くまでのおまけ1)

本を読むのが好きだから。

本に関わる仕事をする人は、多くの場合そういう目で見られるでしょう。

私も決して例外ではありませんでした。

が、私は「本を読むのが好き」と言うより、「本が好き」と表現される方が合っていると、自分では思っています。

たしかに、私の子ども時代には、母が読み聞かせをするのを取り上げて自力で読む方を好んだらしいというエピソードもあります。

けれども、書店アルバイトで再会し

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書店を開くまで1

書店を開くまで1

『女性のための「起業の教科書」』のワークを少しずつこなしています。

まず、やりたいことを整理すると、一言で言えば「西条で書店を開きたい!」です。

大学生時代の私は、落ち着いて本を選べるような場所が欲しかったのですが、そこそこの面積の新刊売り場はあるものの、いわゆる”本屋”という雰囲気の場所は無かったので、不満でした。

私が目指すのは、そういう”街の本屋”であり、なおかつサークル活動でパフォー

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アルバイト書店員を辞めるまで3

最後に少しだけ顔を出して参りました。

保険証を返還し、ロッカーを空にし、退職する旨を告げる会社提出書類を1枚書いてきました。

帰りがけ、取次の方と少しお話できて、一つのご縁をいただきました。

あとの仕事は待機するのみです。

アルバイト書店員を辞めるまで2

11月19日、改めて「退職」の意思を示し、手続きが開始されました。

数日中の最後の出社でやること。

ロッカーの中を片づけること、健康保険証の返却、印鑑持参。

アルバイト書店員を辞めるまで1

記録を始めるとは言ったものの、アルバイトを辞めるかどうかは保留ということになっているのが現状なので、まずはその報告から。

数日考える期間を設けるということで、その間に何人かからご意見やお声掛けをいただきました。

ただ、周りの方の意見を充分に聞いた上ではなかったにしろ、熟考した末の意思表示だったので、答えは変わりませんでした。

それと、前職で契約”社員”だったために勘違いしていたのですが、アル

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アルバイト書店員を辞めて、書店を開くまでの記録、はじめます

アルバイト書店員を辞めて、書店を開くまでの記録、はじめます

―11月16日、朝、「退職したい」と上司に伝えました。

某書店のアルバイト書店員として1年半勤めてきた、まりーさんです。

将来は自分の書店を開きたい、その勉強にもなると考えて仕事を続けてきましたが、そこではもう頑張れないみたいです。1月半悩み抜いて、退職の意思が固まってしまいました。

勤続1年半と聞いて、堪え性がないのではないかと言う方もいらっしゃるでしょう。私自身、しばらくは複業をして様子

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