2023年前半統一選挙結果

2023年に行われた前半統一選挙結果発表をまとめました。

知事選挙当選者

北海道知事選挙:鈴木 直道(無•現)
神奈川県知事選挙:黒岩 祐治(無•現)
福井県知事選挙:杉本 達直(無•現)
大阪府知事選挙:吉村 洋文(維新•現)
奈良県知事選挙:山下 真(維新•新)
鳥取県知事選挙:平井 伸治(無•現)
島根県知事選挙:丸山 達也(無•現)
徳島県知事選挙:後藤田 正純(無•新)
大分県知事選挙:佐藤 樹一郎(無•新)

北海道、神奈川、福井、大阪、鳥取、島根は現職知事が当選。奈良県は大阪以外で初めて維新公認の新人候補者が当選しました。徳島、大分では無所属の新人が当選しています。

政令市長選挙当選者

札幌市長選挙:秋元 克広(無•現)
相模原市長選挙:本村 賢太郎(無•現)
静岡市長選挙:難波 喬司(無•新)
浜松市長選挙:中野 祐介(無•新)
大阪市長選挙:横山 英幸(維新•新)
広島市長選挙:松井 一実(無•現)

札幌、相模原、広島では、無所属の現職が当選。静岡、浜松では、無所属の新人が当選。大阪市では、維新公認候補の新人が当選しました。

政令市議会議員選挙結果(政党別)

17政令市議選(合計議席数)
自民党:292
立憲民主党:112
大阪維新•日本維新の会:136
公明党:171
共産党:93
国民民主党:14
れいわ新選組:0
社民党:4
政治家女子48党:0
参政党:3
諸派:28
無所属:152

自由民主党は議席数1位で、大阪維新の会•日本維新の会は立憲民主党の議席数を上回り、議席数が2位になりました。立憲民主党は維新に抜かれましたが、議席数は前回より増えています。日本共産党、国民民主党は前回より大きく議席が減って、れいわ新選組は0議席でした。公明党と社会民主党は前回と同じ議席数です。参政党は3議席獲得となりました。

道府県議会議席選挙結果(政党別)

道府県議選(合計議席数)
自民党:1153
立憲民主:185
大阪維新の会•日本維新の会:136
公明党:169
日本共産党:75
国民民主党:31
れいわ新選組:0
社会民主党:3
政治家女子48党:0
参政党:4
諸派:78
無所属:493

自由民主党が他の政党に圧倒して議席数1位になりました。日本共産党と国民民主党、社会民主党は前回より大きく議席数が減り、れいわ新選組は0議席数となりました。立憲民主党と大阪維新の会•日本維新の会は前回より議席数が増え、公明党は3議席増えました。参政党は4議席獲得しました。

日本維新の会と参政党について

統一地方選挙で注目となった政党は「日本維新の会」です。
日本維新の会は大阪W選挙で勝利し、奈良県知事選挙では、大阪以外で初めて、維新公認候補の山下氏が知事選に初当選しました。
道府県議会議員選挙や政令市議会議員選挙では、日本維新の会が全国で大きく伸びました。

「参政党」も、注目となった政党と言えるでしょう。
参政党は2020年に神谷宗幣、KAZUYA、渡瀬裕哉、松田学、篠原常一郎によって結党された新しい政党です。(渡瀬氏とKAZUYA氏は"陰謀論についていけない"という理由によって2021年に離党)
前回の参議院議員選挙で1議席を獲得した政党です。今回の2023年の前半統一地方選挙は、参政党が道府県議会議員選挙で4議席、政令市議会議員選挙では3議席、合計7議席獲得しました。参政党は影響力は少しずつ伸びているでしょう。

後半統一地方選挙について

2023年前半統一地方選挙は4月9日の投票日に終了しました。2023年後半統一地方選挙は、参議補選(大分)、衆議補選(千葉5区、和歌山1区、山口2区、4区)、一般市長•市議選、東京区長•区議選、町村長•町村議選があり、それぞれ4月23日が投票日です。後半戦も注目となる選挙です。


※情報源はNHK、朝日新聞、共同通信、選挙ドットコムを基にまとめました。

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