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フランスの伝統料理のカリフラワーのグラタンを作る

夜、ベッドの中で冷蔵庫の中の野菜のことを考える。マルシェで買った、色々な種類のトマト、パプリカ、レタスやマッシュルームがそこにある。新鮮なカリフラワーをどう料理しようかと、前回は蒸したものをサラダにしたりパスタにと調理した。今回はどうしようかと、そんなことを考えているうちに眠りについた。

気がつくと冷蔵庫の中でカリフラワーに埋もれていた、そこはとても白く居心地が良く、おまけにちょうどいい弾力だった。東京の部屋で使っていたソファを思い出した。隣にはラズベリーがいて、しばらくお話をした。好きな映画やチーズについてだとか、昨日の日本のことなどを聞いたところにストロベリーが割って入ってきた。なにか伝えたいことがあるみたいだけれど、何を言っているのかが、いまいち分からないので聞いているふりをしながらその場をすごしていた。

そうこうとしているうちに、そろそろ朝かもなと思い目覚ました。

お湯を沸かしミルクティーをいれ、それにたっぷりと蜂蜜を入れてのんだ。すっかり寒くなってきたので、身体が温まっていった。さてカリフラワーをどう料理しようかと調べていった。フランスではどう調理されているのだろうと調べると、伝統料理のカリフラワーのグラタンのレシピがでてきた。

さっそく作るために、小麦粉とナツメグを買いにでかけた(Farine de bléとMuscade)。ナツメグは乾燥ハーブやスパイスの売り場にあり、小麦粉もだいたい日本のその売り場とおなじところにあった。スーパーには醤油も売っているし、おまけに寿司用の海苔や味噌汁のパック、そこにはキリンビールもある。ついついそれらを見ると、作ったこともないのに巻き寿司を作ってみたくなる。

帰ってから、さっそくミルクを温める。沸騰したところで、カリフラワーを茹でて、ちょうどいい所で取り出してベシャメルソースをつくる。耐熱容器にカリフラワーとソースを入れて削ったエメンタールチーズをかけて、オーブンでしばらく焼く。

初めてのフランスでの伝統料理をつくれて美味しく、楽しかったです。ベシャメルソースの配合を変えて試していきたい。

♤ラズベリーはヨーグルトと一緒においしくいただきました

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