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クリスマスの夜に鶏肉を焼く

クリスマスの前日に食材を買っていたので夜はそれを調理した。やはりチキンだ。もともと下準備がされている紐で縛られた小さな鶏肉を買っておいたのだ。しかも鶏肉の中にフォアグラのソースが入っているので、まさしくクリスマスらしい。

パリのスーパにはこういった食材が色々と売られていて、パッケージにオーブンのイラストが書かれ、そこに”200℃ 30min"と表記されている。ほとんどの家にはオーブンが標準装備のようにあるようで、調理にはかかせないものとなっている。借りているアパルトマンにも当たり前のように、わりと大きめのオーブンがついていた。

さて、大家さんからクリスマスプレゼントにシャンパンを頂いていたので、まずはそれを開けて飲みながら料理を始める。

まずは鶏肉に焼目をつけて、200℃に予熱したオーブンに入れる。焼き上がるのを待つ間に、付け添えにジャガイモのピューレを作る。

いよいよあの器具が出番だなと、ムーランというなんとも聞き慣れない名前の濾し器を取り出す。茹でだジャガイモを潰しながら入れ、くるくると回す。下からつぶれたジャガイモが出てきて良い感じだ。ムーランはスーパーでも見かけるくらい一般的な調理器具らしく、いろんなお店で売られているのをみかける。

30分が経ちお肉が焼けたのでオーブンから取り出す。お肉から香ばしい焼けた良い音がなっている。ジャガイモのピューレとキャロットラペも合わせて、器に盛り付けて完成。

お肉を切ると中からとろっとフォアグラのソースが出てくる。お肉ですくいながら食べ、ピューレとも合わせながら、いかにもフランスらしい夕食になった。最後にバゲットでソースをすくって、お皿の上はすっかり綺麗に。

その後、ケーキも食べて楽しいクリスマスとなりました。

♤大家さんがなにかとシャンパンをプレゼントしてくれるのでありがたいです

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