意外と有名?白萩鉱山(ただガソリンを入れたいだけの冒険⑦)

いよいよ酷道へ!GO!!!

画像1

草が車にこすれる音を気にしながら進む・・なんか面白そうなものを発見!

画像2

「鉱山」だなんてゲームのダンジョンで聞くようなやつじゃん!!


ここ、白萩鉱山(閉山)では銅や蛍石が産出され、その作業に従事していたのは家の落人出身の方々・・(自らの出自を明らかにするということは、山の中でも逞しく生き延びてきたことに誇りを持っていらっしゃるに違いない)。


「宗郷みどり夢の会」という団体が、遊歩道と周辺植物の管理をしているらしい。

「第11回 広島県景観会議 景観づくり大賞」にて「地域活動の部会長賞」を受賞

スクリーンショット 2020-07-23 19.44.49

2009年には、第5回RCCエコロジーファンドにて奨励賞を獲得したりしたみたい

スクリーンショット 2020-07-23 19.47.17

スクリーンショット 2020-07-23 19.47.29

なのだが・・・

今は活動されていないのか、あるいは整備を終えて別の活動に主軸が移ったのかもしれない。夏を迎え草が茂る入口は準備なしに入れる状態ではなかった(別の入り口もあるようなので、また探したい)

画像4

お手製の看板も汚れて朽ちてきているのが、なんとも残念だ。郷土を愛してこられた人達がいたからこそ、何気なく通りかかった自分が知ることができた訳であるししっかりとした活動実績もあったのに、どうしてだろう。



◇写真付きのパンフレットがあったので該当箇所をスクショ

スクリーンショット 2020-07-23 19.21.37

上記の内容は、一般社団法人三原観光協会さんの三原観光naviでも読める

「ここはかつて鉱山(神武鉱山・瀧鶴鉱山)があった谷で銅や蛍石などを産出しました。1964年落盤事故で閉山しましたが、日露戦争の頃の採掘量は銅・蛍石とも年5万貫(187t)と記録されています。」
「蛍石-ほたるいし- 化学式 CaF2 色は無職・緑・紫・ピンク色などで、ガラス光沢があり、紫外線を当てると蛍光をはっするものがある。熱に弱く炎にかざすと光り融けてしまう。鉄の精錬や光学ガラス、フッ素の原料などにひろく利用 」
地質・・・宗郷付近の地質は熱変成作用を受けた古生層の花崗岩の上に残っているものです。ここの鉱床はグライゼンと呼ばれる高温型硬化作用をうけた蛍石せん長岩中にタングステンがあります。古生層のスカルン帯(火成岩と石灰岩の接触帯)には蛍石・ざくろ石・灰鉄輝石・透輝石、陽輝石・石英などがあり、鉱物の観察によいところです。


がNPO法人「NPO法人 洞窟環境NET学会(CENS)」に新聞記者の人が投稿した論文も発見!ぱっと調べただけで色々と出てくるということは、意外と有名なのか

スクリーンショット 2020-07-23 20.03.59

専門的な内容が書かれているので、必見です!!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?