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失敗の概念がアップデートされる1冊:「失敗の科学」

失敗の科学」という本があります。(失敗の本質という本ではありません)

海外で仕事をしていた時に読んだ本の中でもっとも学びが多かった・大きかった1冊です。

アマゾンには、本の「帯」も掲載されていて

すばらしい!不健全な組織文化への力強い警鐘だ

タイムズ紙

失敗に対するあなたの考え方を永遠に変えるだろう

ダニエル・ピンク

などを書いてあります。

確かに私の周りで成功している組織は、「経験(失敗含む)から学ぶプロセス」を徹底できています。

この本には、成長する組織(人)とそうでない組織(人)の違いが明確に書いてあり、最近の自身の関心事とリンクするところが多く、ハイライト箇所が多くなりすぎました。

以下ハイライトの中からの引用です。(カッコは私が加筆しました)

(スキルを高めるには)、熱意やモチベ ーションだけではない 。間違いを教えてくれるフィ ードバックがなければ 、訓練や経験を何年積んでも何も向上しない

失敗の科学 (マシュー・サイド)

成長型マインドセットの人は、失敗を自分の力を伸ばす上で欠かせないものとしてごく自然に受け止めている。一方固定的マインドセットの人は、生まれつき才能や知性に恵まれた人が成功すると考えているために、失敗を「自分に才能がない証拠」と受け止める。

失敗の科学 (マシュー・サイド)


以前の会社での私の上司は、とある人から「今まで失敗経験あれば、聞かせてください。」と聞かれたとき、次のように答えていました。

私には、あまり失敗という概念がないですね。

私の場合は、最初うまくうまくいかなくても、成功するまで続けていくから、失敗をしたという記憶があまりないのかもしれません。

うまくいかないとき、ほとんどの人はそこでストップしてしまうのですが。成功だと思うまで続ける、というのが、コツです。

うまくいかないとき、そこであきらめたり投げ出したくもなりますが、
そこでどのような行動をとるかがカギになりそうですね。


「うまくいかせるためにどうするか」「成功するためにどうするか」
よりも、
うまくいかない時どうするか」「失敗しそうな時にどうするのか」
方が、重要そうですね。

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今回の投稿を読んでいただきありがとうございます!

海外駐在10年(シンガポール&東南アジア)を経て、現在はMBA教授をやっています。

NOTEでは仕事を100倍楽しむための思考の習慣を思うままに書いています。

海外拠点の社長も務めさせていただいた経験から、日本はもとより世界で活躍する人を尊敬&全力応援しています。これからもよろしくお願いいたします!

●自己紹介:https://note.com/tkassociates/n/nd35965a1dc1c
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