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新卒1年目の5月(前半)に読んだ本10冊

読書への考え方が変化してきた。

学生のころは読書の目的設定が難しかったが、仕事を始めると自分に足りない点が見えてくる。そして自ずと読むべき本も見えてくる

今月はGWもあったということで、読書量が多い。一度前半戦が終わったタイミングで、読書月記を更新しておこう。


読書術

今年に入って圧倒的に読書量が増えている。ここで今一度本との向き合い方を考える上で、読書に関する本を読んだ。

読書法で調べると、どこでもおすすめされている本。学歴が良い人ほど、教科書レベルの知識を見直さないが、難しい本を読んでも基礎がないと身につかない。これがきっかけで、国語の観点を見直そうと、下記の出口さんの本を読んだ。
少し古い本だが、こちらの方が読書に対する姿勢を考えさせてくれる。著者がどうして多読をするのか、どのように本を読んでいるかをわかりやすく説明してくれている。なぜ読むのかの目的設定が、最も読書の効率を上げる


思考

「無理」というのは不可能の意味ではない。「理」(当たり前)が「無い」ということだ。理不尽というのは、自分の中にある当たり前に反することが起きた時に思うこと。しかし当たり前って、本当に当たり前なのか?
思考の部分に入れたが、これは国語の教科書に値する。今一度、文章をどう捉えるべきか考え直される。読む、書く行為の基本知ってこそ、そこに自分の色を加えることができる。


その他

ビジネスマンにとって、決算書を読む能力は必須スキルである。しかし、ただどう読むかではなく、そこから何が読み取れるのかまでわかる。決算書をなぜ読むのかまで考えることができる一冊。
小さな会社こそPR手法を身に着けるべきである。実は広報が一番企業を成長させる部署である。ただのコストセンターという考え方は捨てるべき。
「戦略」という言葉を正しく理解できているか?戦略のない計画は成功しても、再現性に欠けるためその場限りのものになってしまう。マネジメント側にとっても、戦略を実行する側にも、正しい認識を徹底させ、より効果的な計画を立てていくべきである。
「駄目だと思うことをやった方が、情熱が湧いてくる」「あの人と結婚すれば、将来の生活が安心だから…などという結婚は、極端に言うと一種の売春行為である」人生を生きていくうえで、正解はないのに選択を迫られる。あなたはどのような選択をしてきたか?
最後は小説。読み始めの疑問をどんどん回収していく感じが、読む手を止めさせない。大企業で働くことがどういうことなのか、嘘だと思いたいが実際にあり得そうで怖い。今年一番面白かった小説。


あと半月で最低5冊は読みたい。



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