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【中学受験ネタ】第8回「算数・数学の自由研究」作品コンクール

いわゆる「MATHコン」ってやつ。
夏休みの宿題の自由研究で、息子が提出した分が、最終審査まで残っていたので、結果を楽しみにしていたのだが……。

昨日Webサイトに掲載されたので、覗いてみたら、落選していた。
奨励賞だと作品名も掲載されるのだが、息子の場合は学校と名前のみの掲載だった。
受書式はあったそうで、サイトに掲載されていた。
サイトの発表で落選を知るという、なんだか小説の新人賞みたいな流れ。
雑誌に掲載されている受賞作を知って、選考過程を確認し、「あ、二次選考までは通過していたのね」という複雑な気持ちと同じ。
昔の古傷が痛む(笑)

息子の作品は「素因数分解するプログラムを作る」というものだった。
フローチャートまで書いて、結構頑張っていたのだが、力及ばなかった。

結果を知った息子は
「ちぇっ、残念」
ってな感じで、あまり気にしていないようだった。

作成日数1日(プログラム2時間、資料1日)の作品だったので、そこまで悔しくないのかもしれない。
むしろ私のほうが悔しがったのだが、受賞した作品を見て「こりゃ、気合で負けるわ」と思った。
手書きで5ページぎっしり書いてある。すごい手間もかけてある。本当に頭が下がる。

一方息子のほうは、プログラミングは実質2時間くらい、資料作成はパワポで作っているので、文章をテキストで入力して、図はScratch画面の貼り付け程度。
なんか、こう、作品に対する熱意というか、作品に対する愛着というか、そういうもので完全に敗北している感じで、むしろすがすがしい。

この「MATHコン」、3年生の時は地区代表にはなったものの、最終審査には残らなかった。
今回は最終審査まで残ったので、ちょっと進歩か。
落選しても、審査員の心温かいコメントが、一枚の紙についてくるので、個人的にはすごく好きな賞である。
算数好きのお子さんがいらっしゃるご家庭には、ぜひお勧めできるいい賞。

息子は再挑戦すると言っているが、6年でも出せるかな。
出せるといいのだけれど。


小説が面白いと思ったら、スキしてもらえれば嬉しいです。 講談社から「虫とりのうた」、「赤い蟷螂」、「幼虫旅館」が出版されているので、もしよろしければ! (怖い話です)