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苦手意識が作る世界にいる毎日軽めの憂鬱

保育園行事に参加した。
苦手な人を相手にする場面があったことにも
その他の人付き合い自体にも、うまくできた気がしなくて疲れてしまった。
ロング缶2本買って帰るくらい疲れた。

行事のあとのこういうもやもやとした気持ちは以前にも経験がある。
というより、晴れ晴れとした気持ちで家路につくことのほうが少ない。

いまの課題である。

保護者の中に苦手な人がいる。
特になにかをされたわけではないけれど
(あいさつをスルーされているような気はするが)
第一印象から苦手だった。
第一印象から苦手って…ある意味失礼では。
では、なにがそう思わせるのか掘り下げてみた。
具体的にあげるのはやめておこうと思うが、自分と正反対なところかなと感じる。
そして、過去に同様の特徴を持つ人物に傷つけられたことがあることを思い出した。
ということは結局過去に囚われているのかと気づいた。
過去のデータから構築された「こういう人嫌だ!」に近しい人物を避けるマシーンとなっているのか我は。


嫌われている気がするけど、こちらが先攻だったのかもしれない。
嫌われるようなことをしていないのに、嫌われていると感じてしまうのはどうしてだろう。
きっとわたしは〇〇だと思われている…
そんなことを考えてしまう。
一挙手一投足から相手を感じ取る能力が高すぎる。繊細な自分がいる。

あとは、劣等感の仕業。
自分と正反対の姿がうらやましいのだと思う。
苦手のなかに少し憧れが含まれているという気づきがあった。


今、苦手意識が作り上げた世界にいる。
自分の周りを薄いガラスが覆ってる。
なにかきっかけがあれば、パキーンと割れるように新しい世界が見えてくるのかもしれない。


現状、送り迎えで遭遇したくない、道ですれ違いたくない、そう思うくらいの気持ちがあって、毎日軽めの憂鬱になっている。
遭遇しない時間帯を探してみたりしている(異常)


ロング缶2本を買って帰ったあの日。
気持ちを切り替えることを意識的に行なった。
普段なら缶のままグイッといくところを丁寧にハリオのグラスに移して味わった。
捨てるかどうか迷っていた服を勢いよく捨てた。
もやもやする気持ちを書き出し、理由を考え、最後は前向きな言葉で締めた。
そのように取り組んだ結果、以前よりメンタルの復帰が早かったと思う。
自分の扱いがうまくなっていて嬉しい。


苦手意識に囚われている現状、解決策も意識しかない。
小さなことで自分を支えていく。ガラスが割れるきっかけを探しながら。



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