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ちゆ12歳のオタク日記 バックナンバー 2023年07月

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7月に私がnoteに書いた有料記事10本(約6万字)をすべて読めます。後から知った方がバックナンバーを読みたい場合用です。個別に買うと高いので、いちおうご用意しました(定期購読の…
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2023年7月の記事一覧

好きなおねロリ漫画が終わっていく

前置き?「おねロリ」がメインの漫画も、近年はかなり増えました。 昔は、同性の恋愛でライトなやつ自体が、商業の一般向けには少なく、 それから、2002年ごろ~の『マリみて』ブーム、2006年の『百合姫』創刊を経て、テーマを絞ったマンツーマン恋愛漫画の隆盛、『きらら』とかの男がほぼ出ないやつの流行などなど……。 話せば長くなりますが、一般向けの「おねロリもの」が多くなったのは2010年代後半のような気がします。   代表的な「おねロリ」漫画とか『柚子森さん』 201

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「して欲しい」は間違いだという誤解を『毎日新聞』が広めている?

概要2023年8月21日の「毎日新聞 校閲センター」のツイートについて。 これが、「して欲しい」が「間違い」だと誤解させそうなツイートだと感じたので、その話をさせてください。 出版のローカルルール本や雑誌には、ローカルルールみたいなものがあったりします。 過去に取り上げたものでは、小学館の漫画は句読点を付けるとか……。 同じ小学館でも、全部がこうなわけでもなく、『ちゃお』や『Sho-Comi』では句読点が付きません。 また、『サンデー』では「……」の後に句点を付けな

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DLsiteの謎の小説サークル「サマールンルン」について

前置き「DLsite」は、同人コミック・同人CG集・同人ゲーム・同人音声などが販売されているサイトです。 たとえば、女の子が貯金箱にされてしまうエロ漫画とか、 麻酔科医が麻酔にかけられる健全ラブラブ漫画とか、 マゾ男性向けの「硫酸で男性器を溶かされる音声」とか、 たぶんこの世の全てがそこにあるので、ワンピースの正体は「DLsite」です。   サマールンルンさんそんなDLsiteの新着情報をチェックしていると、なんか水色の背景でやる気のないサムネがチラチラと視界

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ジャンプ系の新雑誌『勉タメジャンプ』

最近の子供雑誌子供向けの「月刊誌」について、2013年と2023年の印刷部数を比べてみると……。 と、部数は半減以下。 刊行頻度を減らしながら存続している状態です。 値段も高くなって、流動的に「8・9・10月号」とかになっています。   学習誌事情 学研の『学習』と『科学』、小学館の『小学六年生』~『小学二年生』は、2010年~2016年に休刊。 残った『小学一年生』も、すでに『小学二年生』が休刊したときの部数を下回っています。 あと、1~6年生に対応した『小学

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大川隆法さんの小説『十字架の女』のひどい内容

前置き「幸福の科学」の大川隆法総裁は、やたらたくさんの本を出していました。 もろもろ含めると、3000冊を超えるらしく……。 3000冊を突破したことで、大川隆法総裁がメシアだと証明されたそうです。   小説家・大川隆法 3000冊の多くは、霊言や説法など、総裁が「喋った内容」を本にした感じでした。 しかし、2021年9月に『小説 地球万華鏡』という短編小説集を出版。 翌年には、小説を量産し始めて……。 と、2023年3月に帰天するまでの「最後の1年」は小説が

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ジャンプ50周年企画と55周年企画の変化

前置き先日、こういうツイートをしました。 この件について、もう少し詳しく語らせてください。 (基本的には上記のツイートと同じ内容で、お気持ち表明を長々するだけの記事です。ごめんなさい)   歴史のおさらいジャンプ創刊 『少年ジャンプ』の創刊号は、1968年 7月11日に発売しました。 創刊準備では、手塚治虫先生、横山光輝先生、ちばてつや先生、白土三平先生、さいとうたかを先生……といった方々に、スケジュールの事情などで依頼を受けてもらえませんでした。 そうして結

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ちゆ12歳の小ネタ集(2023年7月)

「国会図書館警察」をやってみるアニメ版の変更点 『【推しの子】』という漫画には、登場人物が資料集めに「国立国会図書館」に行くシーンがあります。 この「国立国会図書館」のところ。 たぶん誰も気にしてないと思いますが、アニメでは「国立市民図書館」に変わっていました。 なぜ「国会図書館」を「市民図書館」に変えたのか、私には分かりませんが……。 とにかく、アニメの作中では国会図書館ではないので、「◯◯が国会図書館とは違う」というツッコミは成立しません。 ……といったことは

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秋田書店の『スケバン刑事』新作3本同時連載から、最初の打ち切りが出てしまう

  『スケバン刑事』について『スケバン刑事』は、『花とゆめ』の1976年1号から連載した少女漫画です。 当初は、1977年24号で「最終回」。 しかし、その次に連載した『ピグマリオ』が、当時の読者からはアンケートが取れなくて、 と、人気のあった『スケバン刑事』の続きを描くということになります。 そこから、1982年24号まで連載。 主人公の「サキ」は学生刑事で、武器はヨーヨーというのが特徴でした。 ラスボス戦は、『花とゆめ』の連載では3ページで決着するのですが……

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『るろうに剣心』の和月伸宏先生、16歳の初投稿から23歳の初連載まで

  前置き最近、「コミックヘヴン」で『ビッチJKの転生先は悪役令嬢でした』という連載がスタート。 その第3話で、 と、悪役令嬢が九頭龍閃みたいなフェラチオをキメていました。 ※本物の九頭龍閃 ……という感じで、現在でも人気の高い『るろうに剣心』。 作者は和月伸宏先生で、1994年~1999年に「週刊少年ジャンプ」で連載しました。 そして現在、2023年7月から再アニメ化されているところです。   今日の話題 と、人気作品なので、基本的な情報は広く知られて

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あだち充先生が「これは読まなくていい」とコメントした過去作『無情の罠』

前置き2018年に『あだち充本』という書籍が出ています。 これは「先生ご本人のインタビュー」「歴代担当編集者の話」にページを割いた、資料性の高い本です。 「あだち充自身による全作品解説」では、『タッチ』『みゆき』といった連載漫画だけではなく、単行本に収録されていないような読切までもが対象になっていました。 それに目を通すと、古い作品については、 ……という感じで、描いた本人も覚えていないという正直なコメントも多かったです。   『無情の罠』のコメント さて、あ

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