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第9回野球の魅力 〜バレずにサインで意思伝達〜

 最近は夜パックをするようになったのですが顔が大きくて顔の端まで潤いが届きません。こんにちは、ティラミス食べたいです。

 前回は野球の魅力として「時間の流れ方」についてお伝えしました。結局理屈じゃないと言いますか、好きだから、好きなんだ!とあまり答えになっていないnoteになってしまいました、、、

 そんなことも気にせず今日も野球の魅力について紹介したいと思います。タイトルにもありますが野球は作戦をサインで伝達します。これ、学生時代は何も思わずにやっていましたが、、、めちゃくちゃかっこよくないですか?手の動き、触る場所の順番で相手に作戦を伝えるのは最高に渋い、スマートです!野球でサインを使うプレーは以下のようになっています。

・監督→バッター 攻撃時作戦の指示
・セカンド、ショート→ピッチャー 2塁牽制の指示
・キャッチャー→ピッチャー 次に投げる球種の指示
・キャッチャー→内野手 守備陣形の指示、ピックオフプレーの指示

 このようにさまざまな場面でサインが用いられています。一番皆さんがイメージされるのは監督からバッターへの攻撃時のサインでしょうか。ここでサインにまつわる私のエピソードを紹介したいと思います。

 「サインミスに気付かない事件」です。もうそのままです。高校時代公式戦でやらかしました。どうも私はサインを見るのが苦手です。瞬きも許されませんからいつも緊張の時間でした。できればランナー無しもしくはツーアウトで回って来いと常に念じてました。(サインはランナー有り、もしくはアウトが少ない時に出るため)そう思っていた矢先にその時は訪れました。

 ノーアウトランナー2塁で打席に立つ事になったのです。当時4番打者に抜擢して頂いていたため監督がサインを出しても「敵を欺く為に敢えてサインを出しているんだ」などと勘違いしフルスイングしました。初球ファール。振り遅れ気味でした。ベンチで叫ぶ仲間、呆れた顔を覗かせる監督。なんだちょっと振り遅れただけじゃないかと気を取り直し相手投手に睨みを効かせる私。再度サインを出す監督。狙いは無理に引っ張らずにセンターとライトの間を抜くイメージの私。

 投じた2球目、カーブでした。寸前まで監督、仲間、こちらのベンチのおかしな様子を見た相手チームまでもがセーフティー気味の送りバントだと思った事でしょう。ですが私は最後までバットを寝かせる事なく泳ぎ気味にセンターへフライを打ち上げました。ワンアウトランナー2塁になりました。一塁を回ったあたりでランナーコーチの仲間に「お前サインなんだと思った?」と聞かれゾッとしました。そうです。サインはしっかり初球から送りバントだったのです。2点差で負けていてその日私は2打席ノーヒット、当然のサインでした。この時ほどベンチに帰りたくないと思ったことはありませんでした。そしてしっかり次の守備から交代になりました。

 サインでの意思伝達の魅力をお伝えするつもりが失敗談をお伝えし悲しい気持ちになってきました。あまり伝わりませんでしたがサインでの意思疎通はかっこいいのです!本来渋く、スマートなものです!相手にバレずに行動を起こす、また相手のサインを見て法則性を見破る事に務める、見破られないように工夫する、この騙し合いがカッコ良いです。くれぐれも自分が騙されないようにしなければなりません。(被害者ヅラ)

 長くなってしまいましたが読みづらい文を最後まで読んで頂きありがとうございました!今回は野球の魅力を失敗談を交えてお伝えしました。魅力があまり伝わらなかったかもしれませんが試合を観戦する機会がありましたらサイン交換に注目してみるのも一つの楽しみ方かもしれません。

次回へ続く、、、

 


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