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Step by Step 10月19日 ■□前進したいです!□■

 イエスは、その場所にこられたとき、上を見あげて言われた、「ザアカイよ、急いで下りてきなさい。きょう、あなたの家に泊まることにしているから」。そこでザアカイは急いでおりてきて、よろこんでイエスを迎え入れた。ルカ19章5-6


 前にすすみたいのなら、しがみついているものから手を放すことが大切です。でもその前に、しがみついている理由を探る必要があります。頭では分かっていても、手放せない何かがあるので、手放せないでいるのです。しがみつかざるを得ない理由があるはずです。

 例えば、海で溺れている人に浮き輪を渡すと、その人は浮き輪にしがみつきます。その人に浮き輪を手放すように言ったり、浮き輪をその人から取り上げることは、その人の恐怖心を更に強くすることになり、ますます強く浮き輪にしがみつくことになるでしょう。こういう人の場合、安全な場所に引き寄せることが相応しい対応になります。溺れないと分かれば、自然と浮き輪を手放すことになるでしょう。

 しがみつくものが悪いものでなくても、しがみつき方が不健全なのです。しがみつかざるを得ない理由があるのです。手放すと不安で仕方がなくなるのです。しがみついているものがその人の拠り所となっています。

 しがみついている理由は人によって違うでしょうけど、ある人は自信の無さかも知れません。恐怖心、不安、寂しさ、空しさ、罪責感、自分の影が薄くなる寂しさ…。

 キリストと出会って変えられた人物にザアカイという人がいます。彼は物凄く背が低かったようです。そんな彼が幼少期、青年期を過ごし、社会人になると取税人になりました。取税人というのは、あの時代では公認された悪徳サラ金業者のような職業でした。いくらでも儲かりました。ザアカイは大金持ちになりましたが、町一番の嫌われ者になりました。

 そんなザアカイにキリストは声を掛け、自分から宿泊すると言われたのです。彼はキリストをもてなし、心と心の交流を持ちました。すると彼はこう言いました。「主よ、わたしは誓って自分の財産の半分を貧民に施します。また、もしだれかから不正な取立てをしていましたら、それを4倍にして返します」。言葉の通り実行したらザアカイは破産です。恐らく実行したことでしょう。彼はしがみついていたお金を手放しました。そして新しい人生を生き始めたのです。彼のしがみついていた理由をキリストによって満たされ解決したのです。

 キリストと心と心の交流をしてみませんか?その時役に立つのが教会の礼拝です。求める心で礼拝に出席し続けていると、キリストとの心と心の交流が豊かになってきます。するとしがみついているものを手放せるようになります。前に進めるようになります。

■祈り■
 神よ、前に進んでいけるように私を満たして下さい。しがみ付いているものを手放させるように私を満たして下さい。イエスの御名によって、アーメン。


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