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国語のベスト教材って?~塾なし中学受験~

塾なし中学受験の勉強中の小5長男。

先日、はじめて中学受験のオンライン相談会というのを利用しました。zoomを使って、中学受験のプロ講師に相談できるというものです。対象は子供ではなくて親。今回は私ですね。

現在、予習シリーズ5年下をしているのですが、今後の進め方について悩んでいます。引き続き予習シリーズ6年に入るか、夏以降どうするか、いつどんな教材をどんなペースでするのがいいのか等々、今後のこまかい進め方を質問しました。

特に気になっていたのは、国語。予習シリーズを使っていると、解説を読んでいて「ん??なんで??よくわからん」ということがけっこあり、このまま予習シリーズを使い続けていいものか、別の教材がいいのか、国語の力はついているのか??

国語って難しいですね。記述だと答えが1つではないし、テーマによっても得点がけっこう左右されそうだし。国語の力がついているかどうかってどこを見れば分かるのか。

結果からいうと、良問を出す中学校の過去問を使った演習がいいということでした。とりあえず、名前の出てきた学校の過去問を購入。良問って一体どんな感じなのか、まずは私が解いてみてから、どう利用するか考えようと思います。

あとは、こまかい記号選択問題の解き方とかよりも、いろんなテーマ性のある良質な(←何度も出てきた。定義も教えてくれました)文章にたくさん触れたほうがいいということでした。

この先生のアドバイス、人によっては「読書すれば国語の成績があがるの?ってこと?そんな単純にいかないでしょ」って疑問に感じる方もいると思います。でも、そういう意図ではないと思います。実のところ、私はとてもしっくりきました。

というのも、私もぼんやりそうしたほうがいいのかも、と長男をみていて思っていたから。普段は、接続詞とか、記号選択問題の見分け方とか、けっこうこまかいテクニックのようなところをメインにしているのですが、そのあたりはもうけっこう身についているのではないかなと感じていました。そして、それと同時に、テーマへの理解がかなり理解度・解答の正解率に影響するのではないかと。なので、いろんなテーマに触れて、共感はできなくても、知識として知っていることが大事かなと。

たとえば、昭和初期の物語文だった場合、親子の関係、家庭内での父親の立場、先生と生徒の距離など、現代とかなり違います。こういう時代背景や社会環境を知らずに、読解のテクニックだけで解くのはけっこう無理があるのではないかと思います。

なので、今後は少し、いろんなテーマを扱った作品を読んでいこうと思います。国語の勉強はけっこう右往左往なのでどうなることやら・・・という感じですが。

ただ、問題文の長さという観点からも、予習シリーズは短すぎて、もう使うのは無理かなという気もします。サピックスのテストもそうですが、実際の入試もけっこう長文が出されます。これからは長文を読み込んでいく力をつけることも意識していこうかなと思います。

いやー、国語、難しいですね。ただ読書してるだけだと楽しいんだけど。登場人物の心の動きを改めて問われると、人間の心って複雑だなぁって思います。

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