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国語の成績を上げる!その1(知識不足はどうするか)

こんにちは、ミスミです。

早速、国語力を上げるために考えていこうと思います。

中学受験の国語で、まずは知識の力をどうつけたらいいのか、ということです。

色んな学校の問題を見ると、特殊な学校ではない限り、漢字や語彙力など(或いは文法)の問題のない学校は殆どありません。

ですから、塾などでも漢字についての小テストなどをしていくなどの対策をしているはずです。


知識の大きな区分けをしてみると、

漢字の読みや書き取り、

慣用句やことわざなどの語彙力、

文法(表現技法なども含めて)、


の大きく三つに分かれます。

いつかそれぞれについても詳しく書くとして、この三つのうち、2月までに六年生がやるなら漢字をお勧めします。

所謂、受験対策に発売されているものであれば(塾などが出しているものでも)大体は同じ内容です。重要なのは、小学生で習う1006字の常用漢字をきちんと覚えた上で、そこにある問題を解いていき、きちんと答えを出せるかを潰していくのです。


恐らく塾に通われている場合はそちらで定期的に触れるものをやればいいですし、個人でやるのもそうです。一冊をきちんとやり、間違えたものをまたあとでしっかり解けるかを時間を置いて確認する。二ヶ月前からでも毎日二頁などと決めてやるのが日課になるといいです。


重要なのは、直し方です。

子供が直すときに、ぞんざいにただ書くだけではなく、意味を確認しているか小さくメモを取るように習慣付けるといいのです。例えば同音異義語で、

感心と関心


ならば、

感動するから感心

(感心する、と使うことが多い)

関わりたい(興味)から関心

(関心を持つ、抱くと使い、する、とはならない)

等と書かせて確認をしないといつまでも記憶されません。

このやり方は、むしろ四年生くらいから習慣付けていくと勉強が効果的になると思います。しきも、このやり方は国語に限らず他の科目でも有効です。

有効かどうかが何故分かるのかというと、私が見たことのあるお子さんで結果を出していく子が圧倒的にそのやり方をしていたからです。

もちろん子供のやることなので、その精度はまちまちです。でも、何もしないまま頭に入るということは殆ど期待できないのです。


そういう意味では、こういった手法の学習の習慣が中学年くらいまでについているということは、かなり楽になれるということにはなります。だからと言ってガミガミ強要しても上手く行かないので、そこは初めはついてあげて徐々に出来るようになればいいと思います。


また逆のパターンでは、真面目そうな女の子で、直しにカラフルなマーカーを使い美しすぎるノートを取る子が、ノートを書くことで時間を無駄にして結局覚えていない、ということもあります。それは作業に頭が向いて覚える方に行かないわけです。


では何故漢字をやらなくてはいけないかということですが、それは、漢字をきちんとやれる子は黙読での読み間違いも少ないことが期待できるからです。多少語彙力が弱くても、ある程度の予測や思考の訓練があれば読み取りに困ることはなくても、漢字が読めない、反応できない子は、問題ではない部分の漢字で読み取りが出来ず、結果として解くときの遅さや読み取りのミスに繋がることもあります。


また、多少の読解に難を感じている子ほど、漢字には自信をつけさせないと、点数をとる可能性が低くなります。


そんなわけで、今回の知識不足には、漢字を習慣付けていく、というやり方をお勧めします。朝などに頁を決めて取り組み直ぐに直し、夜寝る前に間違えたものの再テストをするといいです。(その時に理科や社会の知識などもやるといい)

漢字を覚えるための注意点や、他の知識の扱いについては、またいつか別な記事にしたいと思います。


次は、注意不足の対策を書けたらと思います。


案外基本的な事過ぎて拍子抜けされたかと思います。でも、受験対策には漢字の基礎はとっても重要なので、是非諦めずに向かっていただけたらと思います。


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