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漢字学習の工夫あれこれ

瓶を100回書かされる

漢字って、子供の頃、宿題で何回も書かされましたよね?

中学生の頃、花瓶の「瓶」をテストで間違えて、100回書かされたことが、かなり強い印象で残っています。

瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶、瓶・・・

書けるようになったけどさ、日常生活で全然使わへんで…!

同じ漢字をずっと書いていると、だんだん変な形に思えてきて、「あれ?瓶ってこれであってたっけ?」って、妙な違和感を覚えながら、後半、書いていくことになるんですよね。あれ、なんなんだろうなぁ?

前置きが長くなったけど、今日は漢字学習についてです。

わがやの子供達の漢字の現状

はじめにいうと、わがやには3人の子供がいて、5歳次男は、かなり!すっごく!漢字が好きです。まだ幼稚園の年長ですが、小学校の感じは大体読めて、書けるのも半分以上、部首や画数もけっこう知っています。さらに、どの学年で習うのかも。時々、小5長男と小4長女に教えてたりして、見ていて笑えます。

一方、長男と長女は漢字はふつう。好きでも嫌いでもなく、必要だからやっているという感じ。ほとんどの子供は、このカテゴリーなんじゃないかな?いや、嫌いな子供の方が多いかな?

どんなに嫌いでも、苦手でも、避けては通れない漢字。どうせやらないといけないのなら、できるだけ好きになったほうがいいよね、ということで、わがやでは、小さい頃から漢字を身近に感じることができるようなことをしてきました。好きにならなくても、せめて、苦手意識はできるだけ持たないでほしいなぁという気持ちで。

その方法や使ったものを紹介します。

遊びの延長で楽しむアイテム

1.ニンテンドーDSソフト「かきとりくん」

なにをかくそう、次男が漢字にはまったきっかけがこれ。「ひらがな」も収録してあるので、まだ漢字が書けない幼児から使えます。わがやの次男も4歳の頃、まずこれの「ひらがな」を全部マスターし、その後「漢字もやりたい!」と言って、勝手にどんどん練習していました。はじめのとっかかりとして、タブレットやDSなどはいいかなと思います。

2.京大・東田式 漢字ゲーム

5歳次男が漢字にはまっているときに買ったカードゲーム。UNOの漢字版のともいえるルールで、山札の部首・画数・読み方などが一致したカードを手札から出して、先に手札がなくなった人が勝ちというもの。UNOが好きならオススメ。

3.漢字の宝島

1枚のシートに、その学年で習う漢字がつながった大きな島のイラストが描いてあって、漢字を探し、色鉛筆で塗り分けていくという、一言でいえば、「漢字のぬりえ」。幼児でも、漢字というより形探しみたいにして取り組めます。漢字が苦手な子供も、勉強より遊びの延長でできるかも。昔、努めていた学童でも、自由時間にやっている子供はけっこういました。

4.漢字カルタ

漢字の成り立ちを学べるかるた。大人よりも、子供のほうがとるのが早くておもしろい。子供に読み手になってもらうのも、勉強になります。

5.漢字博士 入門編

山札から、各自1枚ずつ引いていって、場にあるカードを組み合わせ、1つの漢字を作ることができると自分のものになり、一番たくさん漢字を作れた人が勝ちというカードゲーム。「作れそうで作れない」「こんな漢字あったような…」と、簡単なようで悩んでしまいます。

漢字学習で使用しているドリル系

1.徹底反復 全漢字プリント

まず、ドリルで、その学年で習う全部の漢字を使用した文章が書いてあるページを音読します。わがやでは、まず読めるようになってから、書けるように、という順番。

2.全漢字おぼえるカード

読めるようになったら、次はこのカードで、それぞれの漢字を書けるように練習します。覚え方が書いてあって、中には「おいおい、無理やりやな!」って思うのもあるけど、結構笑えます。笑って勉強するの、いいですよね。

・・・漢字がある程度かけるようになったら、次は熟語に進む・・・という流れです。

これに加えて、テストで間違った漢字は、その部分だけノートに切ってはっておいて、時々、書けるか確認します。苦手を集めた「漢字苦手ノート」といった感じです。

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まとめ

とまぁ、いろいろやっています。漢字はとにかくコツコツが大事かと思うけど、実際難しいですよね。小学校のテストだと、2人とも悪くても90点弱くらいなので大丈夫かなと思うけど、小5長男は中学受験の模試だと、熟語があんまり書けません。熟語にもっと力を入れようと思うけど、それをどうしようかと試行錯誤中です。中学受験となると、漢字に加えて、慣用句・四字熟語・和語・ことわざなどもあるので、もう量がすごくて・・・。

あと、漢字っておもしろいって思えるように、クイズ番組や漢字をテーマにしたyoutubeも見ています。

できるだけ、机の上の勉強は最小限に、楽しく、できたらいいですね!

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