小学生におすすめ漫画「ローカル線で温泉ひとりたび」

久しぶりに小学生におすすめ漫画。

一応、中学受験生に役立つ漫画、という名目で紹介しているので、今回の漫画は「勉強の役に立つの!?」と思われそうですが、個人的には「旅行系のコミックエッセイって社会の勉強にめっちゃいい」と思っています。

なので、今回はわがやの子供達みんなが大好きな、たかぎなおこさんの漫画「ローカル線で温泉ひとりたび」をご紹介。

タイトル通り、著者のたかぎなおこさんが1人でローカル線に揺られながら、あちこちの温泉を満喫するというお話です。たかぎさんののほほんとした絵柄がいい味だしてる!失敗したり、ドギマギしたり、思わず自分も一緒に旅行しているような気分が味わえます。

地理ってベストは実際にそこに行くことですよね。でも、今はそれが難しいし、そもそも受験日までに全国津々浦々訪れることは不可能。だからこそ、こういう漫画で行っちゃった気分になるのっていいと思います。

さらに、私がこの本の好きなところは、1人旅をしているところ。私も大学生の頃、18切符に揺られてバックパックを背負いながらユースホステルを泊り歩き、1人旅をしたことがあるのですが、経験上、1人旅ってほんとうに得ることが多い。自分で計画を立てて準備し、ピンチもトラブルも自分だけで切り抜けないといけないから。

子供達には「1人旅をしたい」と思う人、できれば実際にどんどん1人旅をする人になってほしいと思っています。この本を読んで、そんな気持ちになってもらえたらなぁ。

そして、もう1冊、「おまつり万歳!日本全国、四季のまつりとご当地ごはん」もおすすめ。おまつりって、その地方の文化や歴史がギュッと凝縮されていますよね。パワーや熱気があって、美味しいごはんもあって、この表紙のたかぎなおこさんみたいに、ウキウキしちゃいます。

たかぎなおこさんの絵って優しくてのんびりしていて、いいですよね。頭をからっぽにして、リラックスしたいときのお供にぴったりだなぁと思います。


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