「羨ましい…」の声が鳴り止まない!実践型研修プログラム "新卒Boot Camp2022" の裏側
はじめまして!人事部の須佐です。
新入社員のオンボーディングや研修、評価などを担当しています。
22卒の小田くんが投稿した記事はご覧いただけましたでしょうか?
盛りだくさんな3ヶ月の振り返りでしたね。
今回はそんな濃厚だった "新卒Boot Camp2022" を企画側の目線から振り返っていきたいと思います。
企画側として「どんな目的や期待があってこのBoot Campを実施したのか?」「企画側や受け入れ部署から見た新卒メンバーはどうだったのか?」そんな内容を通して、ヤプリで働く雰囲気や育て合う文化についてお伝えします!
社員からの「羨ましい…」が多発する企画段階
今回の企画を考える上で、
社会人生活の1社目としてヤプリを選んでくれたメンバーに
新卒研修という一生で一回しか経験できない機会を思い出深いものにして欲しい
ヤプリを知ることはもちろんSaaSのビジネスモデル(The MODEL)全体像を体験し理解してもらいたい
という2つの思いがありました。
その思いから生まれたのが、入社後3ヶ月をかけて各部署の業務を実際に体験していくこのBoot Campです。
研修プログラムの方向性が決まった後は、各部署に対して、Boot Campの目的を伝え、内容をすり合わせる打ち合わせを実施していきました。
初めての取り組みになるので、現場の負担になりすぎないよう、かつ配属先が異なる新卒にとって、各部署での経験が意味のある内容になるように考える必要がありました。
まずは各部署から、既にある中途入社者向けの研修内容を事前に共有してもらい、今回応用できるところ、出来ないところを明確にしながら進めていきました。
最初は不安も大きかったのですが、各部署共に「こんなこともできそうじゃない?」と前向きに考えてくれたことで、大枠はあっという間に決まっていきました。
企画を具体的にしていくプロセスにおいて、人事はじめ、受け入れ先の担当者や代表の庵原さんと話をしていく中で、最も多く聞かれたコメントが「羨ましい…」です。
中途入社メンバーにはゼネラルな内容の研修も実施していますが、基本は配属先で3ヶ月間のオンボーディング期間を過ごします。
一旦配属されると「他部署が何をやっているのかよく分からない」というのはあるあるで、その点、入社時点で色んなチームの現場を体験できるこのBoot Campは実に「羨ましい」取り組みなのです。
Boot Camp中の新卒メンバーの様子
期間中は、人事と新卒メンバーとの週次1on1を通して、取り組んだ内容の振り返りを行っていきました。
メンバーと振り返っていると、配属先とは異なる部署での経験を通して、自分の仕事に活かす知識やつながりを積極的に得て、かつ全体のビジネスモデルの中での自分の仕事をあらためて意味づけ、理解してくれていると感じました。
また、チームで取り組む課題を通して、チームとして活動する難しさや楽しさも学んでくれていたように思います。
オンボーディングはアカデミックでは「組織社会化」と言われる概念で説明され、これは簡単に言うと「いかにして組織に馴染むか」ということです。
そのためには、自らフィードバックを求めたり、人的なネットワークを広げていく「プロアクティブな行動(主体的な行動)」が重要と言われるのですが、まさにメンバーはこの行動を実践してくれていたと感じます。
想定していなかった受け入れ先からの影響
ある時、Slack内のBoot Campに関するコメントで「楽しかったー!ありがとうございます!」と頂いたことがありました。
「新卒メンバーが楽しんでくれているのかな?」と思って見ると、新卒メンバーではなく、受け入れ先の担当者からでした笑。
後ほど詳しく話を聞くと、お客様へのメールや手紙の作成シミュレーションを実施した時に、新卒メンバーの作成した内容が、受け入れ側としても非常に学ぶことがあったという話でした。
これは、異なる個性や背景を持ったそれぞれの新卒メンバーが、新鮮な視点で、かつ真剣に取り組んでくれたからこその結果だと思います。
正直ここまでは想定していなかった(新卒のみんなごめんよ…)ので、ここは期待を超えてきた部分でした。
新卒メンバーが新しい風を吹き込んでくれることで、受け入れ先に対しても良い影響があることが見え、ぜひ今後もBoot Campを続けていきたいと思えた出来事です。
ヤプリの社員同士が育て合う文化
Boot Campの狙いや全体像は人事が企画していきましたが、受け入れ先での詳しい内容は現場の担当者にある程度お任せしていました。
実際にその部署に配属される中途入社メンバーに対する取り組みとは異なり、初めての取り組みだったにも関わらず、どの部署も「はい!もちろん!」と歓迎してくれたことが印象的でした。
各受け入れ先では、研修の時間以外にも、ランチやお互いを知る雑談の時間をつくってもらったりと、メンバーが「ヤプリの人を知る」という観点でとても有意義な内容を検討してもらいました。
「新しい仲間をみんなで歓迎しワイワイ育てよう」「何ならそこから自分達も学んでいこう」そんな雰囲気が当たり前にある。そこがヤプリらしさであり、あらためてヤプリの良き文化だと感じました。
今後への期待
この3ヶ月のBoot Campを経て、メンバーはもはや最近のヤプリを「最も知る社員」へ変貌を遂げたと言っても過言ではないと思います!(ホントに!もう活躍する未来しか見えない!)
だからこそ個人としての活躍はもちろん、今後はヤプリのこの良き文化を広げ、繋げていく役割も担っていって欲しいと思います。
私たち人事としても、頂いたたくさんのフィードバックをもとにBoot Campを再構築し、感動あふれるオンボーディング体験を作っていきたいです。
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