デンマークで目が合った美少年は、映画『永遠に僕のもの』の彼だった。
タイム.シェアの『旅と映画』のマガジン第1号です。
2年前の秋、私はデンマークにふらっと一人旅に出ていました。
行きあたりばったりで訪れた映画館
映画館の名前は憶えていません。
映画を観に行こうと映画館に入ったわけではありません(苦笑)
じゃあ、一体何しに映画館に入ったの!?(笑!)
デンマークのコペンハーゲンでは、宮殿や市庁舎、お城、協会などがたくさんあり、これらの歴史的建造物を2日間かけて巡っていました。
どの建物も素晴らしくって、細やかな彫刻などに魅了されるのですが、見過ぎてしまうと、どっと疲れが来て…
ローゼンボー城を見物した後にクラっときました(苦笑)
敷地内の木の下のベンチで、休んでいると、ローゼンボー城の対面が気になりました。
お城って高台など、ちょっと離れた場所にあると思いますよね?
ローゼンボー城は街中にあります。
縦列駐車の車がいっぱい!商店もたくさん並んでいます。
ふと、お城のすぐ側にあるお店は「おもしろいお店があるんじゃないかな?」と思い、お店を1件1件見ながらこのストリートを歩いていました。
「あ、映画館がある」
映画館を入ると、タバコを加えた美少年に目が合いました。
なんともないビジュアルなのですが、あまりにも美しすぎるタバコを加えた少年だったので、帰国後も私の頭から離れられなかったのです。
この美少年は、デンマークの映画祭の目玉だったようです。
※持ち帰ったフリーペーパー。
美少年の正体は、映画『永遠に僕のもの』
去年日本で上映された映画です。デンマークの上映から1年後に日本で上映をされました。宣伝のチラシを日本の映画館で見かけた時に、「私が頭から離れられなかった美少年。これはぜひ観ないと」
タバコを加えた美少年は、連続殺人鬼で実話だった。
去年私が観た映画の中で一番良かったです。
「堕ちていくのに美しい。最後まで自由だった。」
今回は、敢えて詳しく映画の感想は書かないことにします。
夢で彼がまた出てきたら、もう一度『永遠に僕のもの』を観ようと思います。
まだ観られていない方は、ぜひ観てください。
ちなみにこの作品の舞台はデンマークではありません。アルゼンチンでした(笑)
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