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じつは、保存料不使用。缶詰が長期保存が可能なワケ

こんにちは、タイム缶詰です。
スーパーなどでは常温で売られている缶詰。
しかも賞味期限は3年間と、長期保存が可能です。

缶詰について知らない人も多いのが「保存料を使っていない」という事。しかも、缶詰内では缶内熟成が進み、さらに食材は美味しくなると以前noteでもご紹介しました。

ではなぜ缶詰では腐らず、長期保存が可能なのでしょうか?
今回は、その不思議に迫りたいと思います!

■理由その1  密封

缶詰に魚介類を詰め、調味液やオイルを充填したのち、缶詰には蓋がされます。その蓋は、缶の胴と蓋を巻き込む二重巻き締めという方法で完全に密封されます。
中身が漏れない事はもちろんですが、外気と触れる事が無いため酸化する事を防ぎます。

二重巻締のイメージ図

■理由その2 加熱

缶詰を密封した後、次は加熱です。缶内に存在する可能性のある菌を殺菌する事で、腐敗や発酵する原因を消滅させます。また缶内の空気を無くす事もあり、常温での流通・保存が可能となります。

■素材の栄養も保ち続ける「缶詰」

これらの2つの理由により、缶詰内の食材を傷める原因が無くなるため、保存料などはそもそも必要が無い事がお分かりいただけたのではないでしょうか。
しかも、栄養の損失が少ないのも缶詰の魅力です。
中でもサバやイワシの缶詰に多く含まれるタンパク質や脂質、糖質は加工前とほとんど変わりません。 さらに加圧加熱されることで骨まで軟らかくなり、カルシウムも吸収しやすくなっているのも嬉しいポイントです。


当社だけでなく、缶詰需要が近年高まっています。
食べる機会が増えたこと・缶詰自体も進化してそのおいしさを再発見してくださったこと、水煮や味噌煮だけではなく洋風の味付けの缶詰などレパートリーが増えたことなどがあると思います。当社でもイシカゲ貝のアヒージョ缶など洋風の缶詰を開発してきました。

また、フードロス問題は全世界的な問題です。食材にとって旬とは、味や質がいいだけでなく、沢山獲れる時期でもあります。
せっかくの食材が余る(廃棄される)程もったいない事はありません。
タイム缶詰で面白い試作品として、「いわしの尾っぽ缶」があります。
今までは身が小さいとして商品に使っていなかったイワシの尾。意外と脂が乗って美味しいという事がわかり、缶詰として販売を検討しています。
長期保存と栄養だけでなく、フードロスへの取り組みに、SDGs的な視点からも缶詰をご利用いただく機会が増えると嬉しく思います。


〇タイム缶詰の商品はインターネットから御注文いただけます!
公式ネットショップ(株式会社登喜家)

※御注文からお届けまでは、2週間程お時間をいただいております。ご了承ください。

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