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10月28日は「おだしの日」!料理の要のだしとは?

こんにちはタイム缶詰です。
日本には記念日がたくさん存在します。「今日は何の日?」と、昔々のお昼番組でコーナーがあった程、毎日何かしらの記念日です。
これは、各団体から日本記念日協会に、意味があったり語呂合わせだったりして申請があり、認定されています。
例えば、「1月5日は、いちごの日」「2月22日は、ニャンニャンニャンで猫の日」「11月22日は、いい夫婦の日」というものですね。

10月28日は「おだしの日」という事をご存知でしょうか?
この日付けは、語呂合わせの日付ではなく、だし素材の代表格である「かつお節」の燻乾(ばいかん)カビ付け製法を考案した江戸時代の紀州(現在の和歌山県印南町)の漁民・角屋甚太郎氏の命日である、1707年10月28日が由来となっています。

今回は、
・料理の要!「知っているようで知らない、だし」について
・缶詰の汁は濃縮だし
の2つをご紹介します。

そもそも「だし」とは?

こんぶ

「だし」という言葉は、普段耳にもするし、誰でも知ってる言葉です。
ですが、改めて「だしって何?」と問われると、少し言葉に詰まってしまうのではないでしょうか。

「だし」とは、「煮出し汁(にだしじる)」の略で、魚介や動物、植物食品のうま味成分が溶け込んだ汁の事です。
だしを漢字で書くと「出汁」、まさに字の如くですね!

日本料理にはかつお節の他、昆布や煮干し、干し椎茸や干し肉、野菜が使われます。
関西が昆布だし文化、関東がかつお節文化などの地域によって変わる事や、季節によって食材が変わるのも特徴があって面白いです。

日本のだしが他のスープと異なるのは、西洋のブイヨンのように長時間材料を煮込むのではなく、かつお節のような時間をかけて熟成させた材料を使い、水に浸すだけだったり、短時間火にかけるだけで、素材が持つ風味のエッセンスそのものを抽出するという点です。

だしのうまみ

だしにはうま味成分がふんだんに含まれています。
うま味は、甘味、酸味、塩味、苦味に続く5番目の味です。
主なだしの旨み成分は、

かつお節・煮干:イノシン酸
こんぶ:グルタミン酸
干ししいたけ:グアニル酸

このうま味成分を2種類以上組み合わせると、飛躍的にうまみが強まるという「うま味の相乗効果」が知られています。

缶詰の汁は濃縮だし

実は缶詰の煮汁には凝縮されたうまみが詰まっています。
つまり、お料理に煮汁ごと使えばだし汁いらず!
手間が省けるのに美味しい料理に大変身します!

魚介の缶詰を製造する際、生の原料と調味液を入れて蓋をし、缶ごと加熱料理します。いわゆる、缶自体が圧力鍋の役割となります。

その加工する中で、調味液に魚介など具材の凝縮した栄養やうまみが混ざり合います。
それが「缶詰の煮汁=缶汁」です!

サバ缶などの缶詰を例にすると、うまみ成分「イノシン酸」の量は市販の濃縮だし以上!いわば、缶汁は「超濃縮だし」です。

おすすめ料理は「サバ水煮館の水炊き」。
簡単でサバ缶の缶汁を余す事なく味わえるレシピです。
ぜひご賞味ください!


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