30過ぎの高齢化の波が身体に押し寄せるフェミ男は疲れていた。今日はコロナ禍になって以来久々の海外出張。これは、かねてからの相棒であるクソデカスーツケースとコロナ禍…
それは高校一年生のことだった。中高一貫の男子校に通っていた私は外界から隔離された状況の生活を送っていた。簡単に言えば、寝ても覚めてもお母さんしか近くに女性はいな…
フェミニストといえばツイッターや5chで「おフェミ」などとたたかれている一般男性に迎合しない権利欲高めの女性ととらえられている(ような気がする)。 しかし、私は男…
ゆうせつ
2022年7月3日 22:34
30過ぎの高齢化の波が身体に押し寄せるフェミ男は疲れていた。今日はコロナ禍になって以来久々の海外出張。これは、かねてからの相棒であるクソデカスーツケースとコロナ禍で相棒になりつつある腹回りの脂肪を引き連れて空港へ向かう一人の男の生き様を描いた物語である。ーーー 朝、フェミ男は家を出た。ゆうに2年ぶりくらいの出張に心は高鳴っている。むろん、気分が高まっているためではない、全身の筋肉を使って街
2022年5月8日 17:06
それは高校一年生のことだった。中高一貫の男子校に通っていた私は外界から隔離された状況の生活を送っていた。簡単に言えば、寝ても覚めてもお母さんしか近くに女性はいない生活である。その特殊な環境が作用したのか、なんの性的興味も覚えぬまま、石器の使い方を学んだばかりの原人のような奔放さで中学生活をやり過ごした。つまり、なんか体と頭を動かしていたら終わっていたのである。しかし、そこは思春期というもの。相
2022年5月2日 12:54
フェミニストといえばツイッターや5chで「おフェミ」などとたたかれている一般男性に迎合しない権利欲高めの女性ととらえられている(ような気がする)。しかし、私は男性なのだが、ある種フェミニストの世界に片足突っ込んでいると自認している。もちろんフェミニストの方々には片足レベルなんて中途半端で失礼じゃねーかと言われることもあるだろうが、女性への社会的不平等を解消しようとするフェミニズムにおいて主役に