映画:マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年
制作年:
2018年
制作国:
イギリス
キャスト:
マノロ・ブラニク
アナ・ウィンター
リアーナ
あらすじ:
世界中の女性から愛されているマノロ・ブラニクの靴。セックス・アンド・ザ・シティやソフィアコッポラ監督のマリー・アントワネットでも登場したことで、爆発的なブームも起きた。
本作は、マノロ本人の日常を映し出したドキュメンタリー映画。高級で、世界中の女性を虜にする、憧れシューズを作るマノロ。1970年のデビュー以来、休まず靴作りだけに専念してきた。
その生い立ちから、なぜ靴への興味が湧いたのか、しかも女性ものの。などが自身の口から語られている。また、作品を彩るのが、実際にマノロの靴を愛して止まないリアーナをはじめとするセレブたちの登場だ。
知られざる世界的デザイナーの日常や考え、どうやってデザインが生み出されているのかがわかる。
レコメンド(MAX5つ星):★★★
感想:
名前は知っていても、値段も高いし、自分の普段のファッションとは馴染まないので1足も持っていないマノロの靴。ハイブランドの靴なんだな〜というくらいの位置づけでしかありませんでしたが、世界中でなぜそんなにも愛されるのか知りたくて見た映画です。
ドキュメンタリーで、淡々とマノロの日常や考えがわかるインタビューなどが盛り込まれていて、飽きさせない内容でした。
マノロが熱狂的なブームとは距離を置いて、デビュー当時から今日まで変わらず淡々と靴をデザインし、作り出している姿勢がまさに職人でした。そういうところが、ブームが起きてもぶれない軸となって、マノロの靴ファンが生み出され続けることにつながっているんだろうな〜と思いました。
マノロ好きの方はもちろん、ブランドの歴史やデザイナーをきちんと知って身に付けたい人、ドキュメンタリー、伝記好きな方におすすめの映画です。
自分に役立ちそうなこと:
・周りのテンションに左右されず、自己の目的や実現を目指す。
・自分の中の美やセンスへの価値観をおろそかにしない。
・物の所有より価値の所有に重きをおきたい。
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