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怒りが身体に及ぼす影響

生命の危機を及ぼすような行為や出来事、職場、学校、コミュニティなどの人間関係の悩みなど、自分にとって不都合な状態が起こったとき、私たちの身体は即座にストレス反応が起こります。

脳は覚醒状態になり、身体は、自分の身を守るために血圧や心拍をあげ、いつでも動けるような状態になります。

心もまた、不安や恐れ、怒りなどの強いストレスがかかると、これらに関与するノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミンといった脳内の神経伝達物質たちの分泌量が増えていくんです。

このストレスのよるノルアドレナリンやストレスホルモンと言われるコルチゾールの過剰分泌によって、うつや高血圧、過呼吸、糖尿病など、心身の不調和が起こりやすくなるんです。

誰しもネガティブな思考や感情になるときはあります。
そんな時は、さっさと手放していくほうが、もっと楽に生きていけると思います。

そうはいってもなかなか手放していくのは難しいですよね。
だからこそ、思考やマインドを物事と捉え方を意識的に変えていくことが必要になってきます。

怒りのエネルギーを他者にぶつけても、結局は自分にもかえってきますし、不快な状態が変わることはなにもありません。

それどころが人間関係のひずみがさらに増し、自分が置かれた状態もさらに悪化することもありますよね。

そもそも他者と自分の思考や感情を一緒に捉えるから物事が複雑になると思うのです。

そうではなくて、100人いれば100人の生きかた、考え方があるんだとしっかり理解し、自分以外の基準を広げながら他者の思考や感情を俯瞰して考えていくと、人間関係が楽になっていくと思います。

思考はエゴのかたまりのところもあるので、そこに囚われるのではなく、愛や喜び、幸福を感じる生きる方に意識をむけるだけでも、脳から、癒しと幸福のホルモン、セロトニン、オキシトシン、βエンドルフィンといったホルモンたちが分泌されます。

自分の好きな事、興味のあること、得意なことを楽しんだほうが、自尊感情も高まり、心も豊かになっていくと思います。
自分のために、自分にやさしく、心と身体と向き合い、幸せになっていく時間を過ごしてくださいね。

あなたが変わるとあなたの身近な人も変わります。
あなたが素敵になっていくと、あなたの周りに素敵な人たちが集まってきます。

私たちの心に息づいている喜びや優しさ、愛、思いやりを感じながら、素敵になっていくあなたを創造していくと、なんだか心がワクワクしてきませんか?

自分で自分を素敵にしていく毎日を過ごしてくださいね。
今日もよい一日を!

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