Leica M10-Pと東海地方と②

この記事を書く直前にM10-Pの距離計連動機構が不調になりました。
とても悪い話。

さて、前回はひとりで知多半島をくねくねした回について書いたので、後半として友人と合流した日からのことを書き残したいと思う。

Day 2

豊橋駅前ルートイン、8時起床。
朝食バイキングをとり豊橋駅へ向かう。
蒲郡→藤沢の乗車券と浜松→静岡の自由席特急券を急いで発券し、新快速電車に飛び乗ったのが9時半くらいだったように記憶している。

晴れた日の朝
Carl Zeiss Planar T* 2/50 ZM

突然の来客
Carl Zeiss Biogon T* 2.8/28 ZM

海からしか得られない栄養素、あるなと思って幡豆に出向いたはいいものの、豊橋では晴れ渡っていた空がみるみる怪しくなり、果てにはかなりの雪に降られる。私に与えられたのは、凍える寒さとねずみ色の海だけ―

その後はひたすら東海道線と新幹線で静岡駅まで行き、レンタカーで奥大井の地を目指したのだった。

東海地方の"酷"道として有名な、国道362号で―

Day 3

寸又峡温泉で迎える朝。
どうやら国道362号と静岡県道77号を無事に切り抜けたらしい。

朝6時に温泉郷をおもむろに歩く男三人、夢の吊橋を目指す。

ぽつん
Carl Zeiss Planar T* 2/50 ZM

夢の吊橋
Carl Zeiss Planar T* 2/50 ZM

どこかへ
Carl Zeiss Planar T* 2/50 ZM

光を求めて
Carl Zeiss Planar T* 2/50 ZM

鹿さん
Carl Zeiss Planar T* 2/50 ZM

朝の寸又峡は生気を感じられない陰鬱な感じがとてもよかった。
ハイシーズンになればここも人で溢れるのかしら。

日の出を迎え、朝食のためペンションに戻る。
そして8時過ぎ、再びレンタカーで出発。
千頭駅にて一旦レンタカーを離れる。

千頭駅にて
Carl Zeiss Planar T* 2/50 ZM

車掌
Carl Zeiss Planar T* 2/50 ZM

アナログ
Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM

味のある停車場
Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM

進む
Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM

補機連結
Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM

電源開発の暴力
Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM

奥大井のシェルパ
Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM

眠れ
Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM

カンバス
Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM

井川トンネルに臨む
Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM

閑蔵駅にて
Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM

千頭→井川→閑蔵と井川線で進み、閑蔵からは大鉄バスで大幅ショートカットしてレンタカーをデポした千頭に帰る。
急曲線急こう配を物ともしない自動車と長大トンネルは偉大だね。

残響
Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM

千頭で川魚の定食を食べ、レンタカーを回収して再び井川方面へ爆走。
奥大井湖上駅ビュースポット下の駐車場に停め、4分後に迫る列車を見ようと階段を駆け上るも早々にダウン。
運動不足の寝たきり大学生に階段ダッシュはあまりにも酷である。

去り行く列車の音を耳にしつつ、切れる息を友としてだらだらと展望スペースへ。駐車場より県道からのほうがアクセス的によかったのが、何か悔しい。

ここから再びハンドルを握り、島田方面に南下する。
島田方面は道路の整備状況もよく、あっという間に人が、家が、多い地区へと着く。つい先ほどまでいた場所がまるで夢かのように。

無題
Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM

途中で道の駅フォーレなかかわね茶茗舘に寄り道。
本当は川根茶を飲みたかったのだけれど、どうやらマンボウのおかげで提供をやっていないらしい。
その代わりに、売店のおばちゃんの口に乗せられて一杯分500円の高級川根茶葉を購入。ぬるま湯で淹れるといいとか言ってたっけ。実はまだ飲んでいない。

お土産を手に、順調に島田藤枝と車は走る。
途中で腹を下し、ドライバー交代するも静岡を目指して一路東海道を駆ける。

後部座席から
Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM

行きは夜行バスだったので、今回の旅で初めて富士山を拝んだ気がする。
こう言うと静岡県民に怒られそうだけれど、個人的には富士山は山梨側から見たほうが美しくて好きだ。ただ街並みも含めた全体の景観としては静岡側からの方が好き。

爆走
Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM

さわやか
Carl Zeiss Planar T* 2/50 ZM

人生で初めてさわやかのハンバーグを食べて無事に大学生になった。

さわやか静岡インター店を出るころには日も暮れて、レンタカー返却場所まで一走り。

帰路に就いて
Carl Zeiss Planar T* 2/50 ZM

混んだ静岡通勤圏の東海道線に乗りたくなさ過ぎてホームライナーに課金した。快適でこれに乗るサラリーマンの気持ちもわかっちゃうね。

なんとも締まりがないですが、これで終わります。

近いようでよく見て回れていない東海、満足感の高い旅でした。
皆さまも週末などを使って是非。

カメラはすべてLeica M10-P
Adobe Lightroom Classicで現像

以上です。