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ティコの本棚

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本に関する記事を集めています。 皆さんの素敵な記事もあります。 大好きな本、読んでみたい本、手元に置きたい本📗📚
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本屋さん最後の1日

久しぶりにシャバの空気を吸った。 というのも、わたしは4月最後の日に発熱して以降体調が思わ…

めぐみティコ
6か月前
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「論理的思考とは何か」(渡邊雅子著、岩波新書)

※注意 長いです(8000字くらいになってしまいました💦) 2024年10月に発売予定と言われてて…

lion
3日前
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[書評] HOW TO ハウ・トゥー

みなさん、こんにちは。Naseka です。 私は 哲学者・書評家・エッセイスト として、 自らを定…

『さみしい夜にはペンを持て』を読んだら、noteの初心を思い出した話。

「ことばを決めるのが早すぎる」 この一節を読んだとき、ドキッとしました。 これは、古賀史…

ゆに
5日前
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河合隼雄『で』語るなんて出来ないが、読書は惑うことを肯定してくれた。

読んだことがなかった河合隼雄の著書を読みたくなったのは、薦めてもらったからだ。本を読むの…

コニシ木の子
2週間前
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考えないで書く

最近は、前より書くことが減った。 毎日投稿をしていたときは、うまくかけているのか書けてい…

lion
2週間前
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[書評] 言語が違えば、世界が違って見えるわけ

みなさん、こんにちは。Naseka です。 私は 哲学者・書評家・エッセイスト として、 自らを定義しています。 私は外国語の類は どうにも一向に身につかないのだが、 方言の類は割と苦もなく習得できるから 言語的なセンスは それなりにある方だと思っている。 (外国語が身にならないのは、  真に必要に迫られていないから  だと思っている) もっともそれをいうと 「方言なんて同じ『日本語』の  カテゴリーなのだから、  苦もなく習得できて当たり前だろう」 と思われるかもしれな

【本の感想】『苦海浄土 わが水俣病』石牟礼道子

人生でこんな本に出会うとは思っていなかった。 友人に勧められていなかったら、きっと読んで…

むくみ
1か月前
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【ネッシーあやこ『コンクリートの庭と暮らす、ありのままの独身中年女性』】散歩のと…

一筆申し上げます 気温がここ数日で急に下がった札幌ですが、ご滞在中体調を崩されてはいませ…

めぐみティコ
1か月前
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「向田邦子」の魅力とは?

本・読書が好きです。はしです。 今日もお読みいただきありがとうございます。 本に限らず、…

はし
1か月前
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「どうかしているとし課」案内板 号外 意気衝天の『姫さまですよねっ⁉︎』特集【読書…

noteの街の路地裏へようこそ。ぶっ飛ばされた月曜日に思いを馳せ、次の休日を指折り数えようの…

めぐみティコ
1か月前
86

「賢い人の秘密」を読む - ①アリストテレスが王に教えた「6つの知恵」

土曜日は鬼門だ 以前の記事でも書いたが、ボクは毎日1000~1500文字くらいの記事を書くことを…

21

『ひとり羅生門方式風読書』岡本さん家のお母様と太郎さん

頭の上に 岡本さん家のお母様と太郎さんがおります いいえ、頭の上にいるわけがありません …

けい
1か月前
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人それぞれに持つ物差しを、大切に、尊重したい

そっか。そう来たか。思わず唸った、本作品。その本とはこちら。 町田そのこさんの本は、各章がオムニバス形式のようで、本全体が繋がってる。そんな法則を持って書かれています。 ただ今回は例外かしら。1章から2章へ移ったときに首をかしげました。当てはまらなかったんだー。 でも読んでくうちに、気がつきました。特定の人物について、各章の主人公たちの目線を通して描写されてたのです。やられたーて思いました。 ある人物に対して感じたこと、思ったこと、推測したことが書き綴られてるはずなの