自信がないと言われる日本人。グローバルで活躍する日系企業のニュースの読み方を変えてみましょう。経済報道のバイアスに負けずに、顧客と価値をつくることで前進を。
noteをはじめたばかりの頃に、こんなポストをしました。
日本を代表する企業たちの苦悩が多く取材されていました。
例えば、花王のメリーズの中国市場からの撤退やTOYOTAのEVにおける苦戦が目立って報道されています。
そもそもですが、各所で日本人は自信がない…と言われています。
例えば、LinkedInが実施した2020年の調査を参照します。
この意識調査は、「今後1年の経済への展望」「今後1年の個人的な経済状況」「幸福度」「親との比較」「国内における仕事関連のチャンスの有無」「今後1年の仕事関連のチャンスへのアクセスし易さ」「成功するという自信」という7つのカテゴリーにおける質問をもとに、経済状況や幸福度(個人の実感や親との比較)、仕事で成功する自信などを指標として算出しています。
世界22ヵ国で最下位です。
2020年の調査ですが、まだまだこの傾向の中にいるように思います。
そもそも自信がない上に後ろ向きなニュースが目立つ…
気分もどんどん下がっていきます。
冒頭のポストから40日ほど経って何が起きているでしょうか?
本来経営者は成長に貪欲な生き物です。
花王もTOYOTAも絶えず手を打っています。
現状に甘んじず、前進するチカラを感じます。
マーケティンングにおける広告の役割は価値を顧客と知らしめるだけではなく、それを育てていくことです。
マーケティングはValueであると言ったのはSteve Jobsさんです。
ブランドにするということで一括りにされることは多いですが、顧客の心に心地の良い体験(素敵な記憶)を残すことで、企業が提供する価値を文化にしていきます。
顧客の心に「心地良い体験・記憶」の焼き印を押すこと(Brand)がマーケティングの目指すべき成果です。
広告はマーケティングのプロモーション領域において機能を果たします。
CultureについてはNFL executiveを長く務められているMichael Lombardiさんの言葉をお借りします。
マーケティングと広告に携わる人たちは客観的なものの見方をする必要があることに加えてC-Levelの人たちとのハイレベルな交流が必要です。
主観的なムードに流されるのではなく、楽観的な面も合わせて前進すること、そのための野心がマーケティングと広告に携わる人たちに求めらています。
Be Ambitious ということで、野心を持って活動しましょう。
そしてアウトサイダーたちも含めたチームワークを忘れずに。
それでは良い週末を!
ヘッダーにはUnsplashのPascal Swier さんが撮影した写真を使用しました。
ありがとうPascalさん!
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