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切り抜きジャンプ+で切り抜いてみた。出版社が進んで著作権を活用する試み。IPビジネスを進化させるにはNFT/ブロックチェーンに代表されるデジタルでの権利管理と活用・運用が欠かせないと改めて思う今日この頃。せっかくなので欲張ってChat GPT活用のケースにしました。

切り抜きジャンプ+、各所で話題になっていますね。
そこで、早速切り抜いてみました。
切り抜いてみて著作権の積極利用=新しい価値作りの観点で興味が湧いてきました。
Chat GPTの学習機会・ケースづくりになるテーマなので積極的にトライします。

集英社の少年ジャンプ+編集部は、好きなマンガのシーンを自由に切り抜いて、マンガへのリンク付きでX(Twitter)に投稿できる新機能「切り抜きジャンプ+」を、9月21日に開始した。スマートフォンブラウザ版「少年ジャンプ+」で利用可能。利用料は無料。

ジャンプ漫画の好きなシーンをシェアできる「切り抜きジャンプ+」Impress watch

ちょっとだけ加工できるけど、面白いです


切り抜きで「漫画」の読み方が変わってしまいそうです。
「切り抜かれやすい」画風を意図して描く作家さんが出てくるようにも思います。

SNSでの切り抜きヘビーローテション


SNS上での切り抜きが本作のティザー的な役割を果たして新しいヒット作が生まれると思います。
漫画→アニメのヒットに新しいルートができそうです。
著作権を積極的に活用すればマッシュアップみたいなことを堂々と展開できる日が来るでしょう。

違法に使われる前に、正くコンテンツをマネージ=活用する
徳力さんもnoteに書かれていりますが、著作権を管理するだけではなく、「活用」するという点で興味深いです。

版権のアナログ管理の限界

従来の管理ではすぐに「海賊」版が出回ってしまいます。
海賊版の「価格」優位性で流通力で「本物」を凌駕してしまうことも…。

制作プロセスはデジタル化されている


著作権権利の管理と活用にデジタル化を進めるべきタイミングではないでしょうか。
NFTの投機的なブームが終わり、改めてNFT技術を著作権のマネージに活用してみてはと改めて感じました。

NFTについてのまとめ


今回もChat GPT4との連携でnoteを構成していきます。
ケースをどんどんつくります。

===Chat GPT4===
NFT(ノン・ファンジブル・トークン)は、仮想空間内での所有権や独自性を証明するためのトークンのことを指します。以下にNFTの主な特徴と用途について説明します。

  1. デジタル独自性:

    • NFTは、ブロックチェーン技術を利用して、デジタルアイテムの独自性や所有権を証明します。これにより、デジタルコンテンツの真正性や希少性が保証されます。

  2. デジタルアートやコレクティブ:

    • NFTの一般的な用途はデジタルアートです。アーティストは作品をNFTとして発行し、それをオンラインで販売することができます。また、スポーツカードやデジタルコレクティブもNFTとして発行されることが増えています。

  3. デジタル資産:

    • NFTはゲーム内のアイテムや、特定のソフトウェアライセンスなど、さまざまなデジタル資産としても使用されます。

  4. スマートコントラクトの利用:

    • NFTはスマートコントラクトを用いてブロックチェーン上で管理されます。これにより、所有権の移転やコンテンツの使用許可など、さまざまな条件や規定をプログラムとして実装することができます。

  5. マーケットプレイス:

    • NFTを売買するための専用のオンラインマーケットプレイスがいくつか存在します。例えば、OpenSeaやRaribleなどが有名です。

  6. 環境問題:

    • NFTの取引や生成には、通常、エネルギーが大量に消費されるブロックチェーンネットワーク(特にEthereum)が使われるため、環境への影響が懸念されています。

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上記3、4、5に注目しましょう。
資産を市場で運用することが可能性が提示されています。

次にNFTと著作権管理について

===Chat GPT4===
NFTと著作権管理については非常に興味深いトピックです。
以下に、その関係性とポイントを説明します。

  1. NFTと著作権:

    • NFTの購入は、そのデジタルアイテムの所有権を意味しますが、それは著作権そのものを手に入れたことを意味するわけではありません。つまり、あるアート作品のNFTを購入した場合、その作品を再販したり、商業的に使用する権利が自動的に得られるわけではないのです。

  2. ライセンス:

    • 一部のNFTは、特定の利用ライセンスとともに販売されることがあります。これにより、購入者はそのNFTに関連するデジタルコンテンツを特定の方法で使用することが許可されます。しかし、具体的な使用条件はNFTの発行者や販売者によって異なるため、詳細は各NFTの説明や契約をよく読む必要があります。

  3. 著作権の自動追跡:

    • NFTとブロックチェーン技術を利用すれば、デジタルコンテンツの所有や著作権の移転を透明に追跡することが可能です。これにより、著作権侵害を防ぐための新しいメカニズムが考えられるでしょう。

  4. 再販時のロイヤルティ:

    • NFTの一部は、再販時にもオリジナルのクリエイターへロイヤルティが支払われる仕組みを持っています。これにより、クリエイターは作品が再販されるたびに収益を得ることができるのです。

  5. 著作権の問題:

    • NFTの市場は急成長している一方で、著作権に関する問題も発生しています。例えば、第三者が許可なく他人の作品をNFTとして発行・販売するケースなどが報告されています。これは、アーティストや著作権所有者にとって大きな問題となり得ます。

  6. 法的課題:

    • 現在、多くの国でNFTと著作権に関する法的枠組みは完全には整っていないため、不確実性やリスクが伴います。NFTを購入・販売する際には、関連する法律や規定を十分に理解してから行動することが重要です。

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本項においては3と4に注目しましょう
著作権が自動追跡できることは非常に興味深いですね。
透明性が高く安全な市場であればなおさらこの自動追跡は機能します。

コンテンツの二次利用、例えば音楽におけるマッシュアップ


二次利用において権利保全がどこまでできるのか、考えてみましょう。

===Chat  GPT4===
NFTによるオリジナルコンテンツの二次利用や、音楽のマッシュアップなどに関する権利保全は、ブロックチェーン技術とスマートコントラクトを組み合わせることで多くの可能性を秘めています。以下に、その可能性や取り組みをいくつか示します。

  1. 明確な利用ライセンス:

    • NFTには、関連するコンテンツの利用に関する明確なライセンスを組み込むことができます。これにより、例えば、マッシュアップの作成や二次利用が許可されているかどうか、ロイヤルティが発生する場合はその割合など、具体的な条件を設定することができます。

  2. スマートコントラクトによる自動実行:

    • NFTはスマートコントラクトを用いてブロックチェーン上で管理されます。これにより、コンテンツの二次利用時に自動的にロイヤルティをオリジナルのクリエイターに支払う仕組みなどをプログラム的に実現することが可能です。

  3. 透明性の確保:

    • ブロックチェーンの持つ透明性により、コンテンツの利用履歴や移転履歴を公開・追跡することが可能となります。これにより、オリジナルコンテンツのクリエイターや権利者は、自身の作品がどのように利用・配布されているかを確認することができます。

  4. 著作権の侵害への対応:

    • NFTとブロックチェーンを用いたシステムでは、著作権侵害の検知や対応も考えられます。たとえば、未許可の再販や配布を検知した場合、スマートコントラクトを通じて自動的に対応する仕組みを導入することが可能です。

  5. 標準化の必要性:

    • 現在、NFTに関する利用条件やライセンスは発行者やプラットフォームによって異なります。業界全体での標準化やガイドラインの確立が求められる中、権利保全や二次利用に関する共通の枠組みを作る動きも進行中です。

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2次利用においてデジタル的に利用ライセンスについて確保できることは単に権利を守るだけではなく、コンテンツの活用の可能性が合法的に広がるということです。

オリジナルを「尊重する・リスペクト」ことになるので、「パクリ」的なものも撲滅できるでしょう。

生成AIクリエティブとの共存について


人間のオリジナリティと生成AIの葛藤は日常的に起きることになります(すでに起きています) 
NFTはどこまでそのコンフリクトに関与するのでしょうか?

===Chat GPT4===
NFT(ノン・ファンジブル・トークン)は、デジタルアセットの所有権や独自性を証明するものであり、それ自体がコンテンツの「生成方法」を識別する能力は持ちません。しかし、ブロックチェーン技術とNFTの性質を活用して、AIによる制作物と人間の手による制作物を区別するための仕組みやプロセスを構築することは考えられます。以下のような方法や考慮点が挙げられます:

  1. メタデータの活用:
    NFTには関連するコンテンツや情報に関するメタデータを組み込むことができます。このメタデータに、制作物がAIによって生成されたか、人間の手によるものかという情報を明示的に追加することで、区別を行うことができます。

  2. 証明機構の導入:
    人間の手によって制作された作品であることを証明するための第三者機関や認証プロセスを導入することが考えられます。この認証情報をNFTのメタデータとして組み込むことで、その真正性を保証することが可能になります。

  3. 透明性と追跡性:
    NFTとブロックチェーン技術の透明性と追跡性を活用して、制作物の起源や変更履歴を明確にすることができます。これにより、AIによる制作物と人間の手による制作物の間で混同が生じるリスクを低減することができるかもしれません。

  4. ディープフェイクの問題:
    ディープフェイク技術は、その高度なリアリティにより、誤情報の拡散や個人のプライバシー侵害などのリスクを持つため、NFTとの組み合わせには注意が必要です。特に、人々を欺く目的でディープフェイクがNFTとして販売されるリスクも考えられるため、そのような利用に対するガイドラインや規制の必要性が議論されるでしょう。

結論として、NFTを活用してAIによる制作物と人間の手による制作物を区別することは技術的には可能ですが、その実現にはさまざまな考慮点や課題が存在します。

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課題は多いようですが、メタデータの活用にかかっているようです。
やはり「使う側」のセンスに関わる問題ですね。

切り抜きジャンプ+の試みを再考する


NFT・ブロックチェーン技術を活用することで、オリジナルのクリエティブとそれを開発したクリエイターの尊重と権利の保全と新たな創造の機会が生まれます。
一人ひとりの創意工夫が試されます

出版社である集英社が積極的に権利の活用を提案したことは非常に意義深い活動です。

切り抜きジャンプ+の利用規約

Xでの展開が中心になっています。
Xでの活用についての告知において画像を活用することができると理解しました。

早速切り抜いてみた!


インターフェースに慣れるのに少々時間がかかりそうです。
でも面白いです。

切り抜いた感想を表現してみました。

地元の川越まつりネタで切り抜いてみました。

二つとも自己満足のレベルを出ていませんが、違法行為を心配することなく堂々と創作できることはありがたいです。
「堂々」した個人の創作が作者と出版社に収益を含む新しい機会になっていくことを期待しています。

著作権は守るものから活用(運用)するものへ


権利は保全されて然るべきですが、何のために保全するのか?という前提が大きく変わります。
集英社に限らず「活用できる著作権」に対して色々な試みが出てくると思います。

Chat GPTにおいてもそうですが、積極的に使う人と使わない人の「差」は広がるだけになります。

使っただけ進歩があります。
なぜならば自分の創意工夫力を向き合うことになるからです。
ぜひみなさんも切り抜きジャンプ+を使ってください!

ヘッダーの切り抜き画像はXに投稿したものを使わせていただきました。

それでは、また。

h-mori@threeplussix.com


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