特権、有害性、と責任:男性性と向き合う大切さ(「これからの男の子たちへ」の感想)
新しい本との出会い
最近じわじわと思わされていることがあります。
男性フェミとしてわたしは、女性の視点を理解することと女性と対等に接することこそがフェミニズムの基本で、男性として1番の責任だと思ってきました。
しかしながら、異性愛シス男性(つまり、最もマジョリティの一部で社会的特権を与えられている立場の人)である以上、自分の性としっかり向き合わないで女性と共に立つのは、ナイーブだし、かえって差別に気づかない思考を作ってしまうのではないか。
自分が何故バイアスを抱え、その