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うさぎ年~自分と人を大切にしたい~

(今更ですが)明けましておめでとうございます。
もともと年末に「今年の振り返り」を書こうと思ってましたが、気づけば年が越し、1月も後半になってました(笑)

ということで、今回は昨年を振り返りつつ、2023年への期待をシェアしたいと思います。「抱負」をつくることは好きではないので、2022年の経験をもとに、今年意識したいことを軽く綴ります。

自分を大切にすること

2022年は、あっという間だったと感じた反面、数年分生きた気もしました。

ざっとまとめますと、四半期ごとに転換がありました。
第1四半期は、転職活動、退職と引越しでドタバタな日々。
第2四半期は、新天地での新たな生活と新たな仕事がスタート。
第3四半期は、パニック障害との闘いと自分と向き合う期間。
第4四半期は、回復への道と新たな試みへ一歩を踏み出した時期。

まず転職を通して、自分の生き方と働き方にとって何が優先的なのか考え直すきっかけができ、苦手な書類選考と面接の挙げ句に「人生って計画通りにいかないけど、どうにかなりそう」と、将来へ謎の希望を感じました。

また、夏にパニック障害になったことで、今まで自分に対して隠しごまかしてきた不安やトラウマと向き合わざる負えなくなり、知人や友人の励ましのお陰でカウンセリングを受ける決断ができました。
辛いときは、強がったり一人で抱えたりしないで、周りや専門家の助けを求めることが本当に救いになる、そうとても大事な気付きを得ました。

嬉しいことも苦しいことも含めてはじめての経験が多く、その中で自分も新しいことに挑戦することができました。

書くことが小さい頃から大好きだった自分にとって、ブログは前々からやってみたかったけど勇気がない・仕事で余裕がないなど、なかなか手をつけられなかった細やかな夢でした。
だが新天地に引越したことを期に、自分のためだけでも経験や思いを文字に残そうと決意に踏みきることができました。

以前記事にしたメイクに関しても、始めるための気持ちと時間の余裕が生まれました。そして、パニック障害で憂鬱な日々を過ごしていた中、メイクを練習したり新しいコスメを試してみることが日常の楽しみになり、メイクをして少しずつ外に出ようとリハビリの原動力の一つにもなりました。

在宅勤務に療養と、家にいる時間が増えたことで執筆とメイク以外にも、料理やお菓子作りに挑戦することができ、これまで仕事でヘトヘトだった生活とは一変、セルフケアを実践できる生活を送れるようになりました。

人を大切にすること

夏が終わりに近づくころ、SNSで発信をしている笛美さん(@fuemiad)の著作『ぜんぶ運命だったんかい』を手に取りました。

この本を完読したときには、自分の内で年々と関心が強まっていたフェミニズム運動にもっと貢献したいと想いが強まり、9月手前でフェミニストコミュニティに入団しました。

そこで出会った方々と繋がったことで、日本におけるジェンダー不平等の現状や自身の様々なバイアスに気づかされ、目から鱗の日々の連続でした。また、コミュニティに参加するなかで、男性としてできること・意識すべきことをより真剣に考え、試される機会も増えました。

そして何より、同じビジョンと情熱をもった素敵な方々と知り合えて、人に尊重されること・人を尊重すること両方の大切さを改めて実感できました。

思い返すと、わたしは周りの支えなしではここまでこれなかったし、今も支えられて生きていることを心の奥深いところで感じてます。
どんな時も、どんな形であっても、どんなに忙しくても、傍にいてくれて真摯に向き合ってくれる友人・家族・知り合いに対して感謝の気持ちでいっぱいです。

2023年はもっと些細な幸せに気づいて周りの人と幸せを分け合える一年にできることを願ってます。

バトンを渡せる年に

わたしは卯年生まれなので、今年は回り年。
卯年の意味合いを軽く調べてみたところ、「新しい始まり・飛躍・実りの年」だそうです。去年に始まった転換期、今年も様々な形で新たなスタートがあるのかもしれません。

そんな今年、気持ちのリセットとともに、元日からひとり旅で年の幕を開けました。
早速、旅を通して多くの喜びと励ましをもらい、尊重し合える人間関係や心の居場所となる環境を当たり前だと思わず、大切にし続けたいと切実な想いです。

もちろん不安もありますし、辛い経験やしんどいこともあるでしょう。でも、嬉しいことや勇気付けられることも沢山あるはず。だからこそ、今年はさらに自分に正直で自分を大切にしたいし、素直な気持ちを言葉にできるようにしたいし、人を大切にする想いを少しでも行動で示せるよう心がけたいです。

沢山の人がわたしにくれた愛と優しさのバトンを、自分も一人でも多くの人に渡せる一年でありますように。