見出し画像

歌島DIY日記#47#48「バイオトイレの神様。」

みなさん、こんにちは。最近やっと夏らしくなってきましたね。昨日サムネイルらしき写真がなかったので、一日見送って最近お得意の2日分連投方式で本日もお送りします。サボってるんじゃ、ないんだからね!

5月9日(木)

昨日はともかく、ルームBのスタイロ入れの続きから再開です。

手順が掴めてきたので、こうやって一人でも入れていくことも可能です。

まあ、でも咲ちゃんと阿吽の呼吸でカットして収めるを繰り返していくと、なんだかんだで1時間程度でこの進み具合。

そうこうしている間に、2時に約束していた徳永ガスさんがふろがま(ボイラー)の取り付けに来て下さいました。この徳永ガスさん、基本使用料を払わない方法でどうにか屋台方式を自宅で応用できないかと思い、屋台でサモサ屋「ポコシュカ」をやっている友だちのカヨちゃんに紹介してもらいました。

こんな感じで設置して下さいました。(たぶん無料)

普通ガスは特定のガス会社と契約しなくちゃいけないはずなんですが、この徳永ガスさんはなぜか基本使用料も要らず、使った分だけでいいそうです。

「わたしたち、車も免許もないのでガスの充填とかできないんですけど…」

て言ったら、

「あ、いいですよ。なくなったら、充填しに来ますから」

と快諾して下さいました。なぜだろう。

これって普通のプロパンの契約とかと一緒だよね?

なのに、基本使用料不要っていう謎のアナキズムがこういう地方にいくとまかり通るところが素敵です。うしうし。

ふろがまの設置も終わり、お風呂の湧かし方もレクチャーを受けたので、これで一先ずお風呂問題は解決です。うわー、夢のよう〜♬

意気揚々とスタイロ作業もラストスパート!この職人技で切り出したスタイロを収めたらスタイロ作業は完了です。

すぽっ……と収まりました。咲ちゃん、天才的!

スタイロを入れ終わったルームBはこんな感じです。オーイエー。

じゃ、次は5.5mmのベニヤを上に敷いていきまーす。あらら、下に入れたベニヤの寸法と若干違ったのか、微妙にズレております。これは致命的。

3枚載せたらようわかります。両端が全然載ってない。

うわー。あちゃー。と思いましたが、こういうときは、どうするか。そうですね、パワープレイ工業では必殺「無視」というのがあります。

まあ、もう取り返しはつかないので、過去のこととして忘却の彼方に葬り去りましょう。どうせ、わたしたちの家だし。だれも気にせん。

ということで、細かいことはギャン無視してベニヤを敷き続けました。入れろ入れろ、とにかく入れちまえ!

カット作業は咲ちゃんにも手伝ってもらいます。

いけい、咲!切れい、咲!

なんだかんだで、端っこのほうもピツイチで収まりました。ふー、逃げ切った。

ベニヤを貼る途中、床の間の掃除もしました。

フローリングを貼る前に、こういうとこも片付けとかないとね。

最後は出来上がったベニヤの上をきれいに掃除機をかけて帰ります。帰るまでが遠足、掃除機かけるまでが作業。

5月10日(金)

今日はですね、そろそろ住める雰囲気を出していくために村上家に約半年置きっぱにしてあるわたしたちの荷物を運び出すことにしました。

昨日FBのグループ「オカネイラズ尾道」で搬入を手伝って下さる方を募集したところ、いっぱい名乗り出ていただいたのですが、即日で手伝っていただけるという大西兄者の手を借りることにしました。しかも、ハイエース。お気づきの方もいるかもしれませんが、そうですこの兄者、わたしたちにインパクトを貸して下さっている奇特なお方です。

まず、午前中に荷物をドラゴンまで降ろしたあと、約束の時間までまだ余裕があったので、取り寄せしていたアナキズム関連の本を図書館に取りに行くついでにきはら食堂で腹ごしらえ。(いなり1ヶ170円、並うどん400円)

約束の時間になって荷物を積み込んでから、今度はトウヤマさん宅に行って洗濯機もGETしました。うひー、いろんな人の世話になるー!

マジ、ハイエースでけー!夢が広がるー!でも、車も免許も持ってない癖にこういうのにテンション上がる自分にカルマを感じるー!

無事荷物も運び終えて、住める感も出てきたので、今度はバイオトイレを作ります。手に持っているのは土耕菌ナルナル。(後述)

バイオトイレってなんじゃらほいな方に説明。

水洗トイレの環境負荷を知り出した5年ぐらい前から、わたしはかたくなに汲み取り便所を愛用していましたが、汲取にはいくらか難点がありました。

みなさん、想像つくと思いますが、汲取の最大の難点は「臭い」と「おつり」です。実は、この2大汲取問題は「便槽(ツボ)の深さ」と「臭突」で解決できます。

しかし、なかなか解決できないのが「ハエ」です。これは「ハエ取り紙」で一応解決できるのですが、ハエがびっしりついた「ハエ取り紙」の気持ち悪さもさることながら、非人間中心主義のわたしはハエを大量虐殺するあのベタベタのテープがどうしても好きになれませんでした。

以前の五島・福江の家では便槽が浅かったこともあり、「臭い」は問題なかったのですが「おつり」と「ハエ」が深刻で、時々浴びるあの「返り血」ならぬ「返り糞」がわたしのメンタルを著しく傷つけました。

それをどうにか解消できないかと思い、いろいろネットで検索してみたところ、佐島にあるゲストハウス「汐見の家」というところで、汲取をつかったバイオトイレを取り入れているとのこと。

やり方は至ってシンプル、籾殻と土耕菌ナルナルを混ぜるだけで、コンポストトイレのようにおしっことうんこを分けなくてよく(楽ですね)、半永久的に嵩も増えないので「ローコスト・ローメンテ・ロースメル」ということで「まるで夢のようだ!」と思い、我が家でも実験的に挑戦してみることにしました。

直近で籾殻を手に入れれなかったので、ハオハオに言って「ウシチョコ」で買い付けているカカオ豆の殻をもらうことに。取り出した時点で、カカオの芳香!

便器からザーッと入れていきます。便器にカカオの殻を入れると、なんだか複雑な気持ち。

便槽の8割ぐらいまで籾殻を入れると書いていたのですが、1袋入れた時点で便槽の2割ぐらい。全然足りねぇと思ったので、余ってた2袋も入れてしまいました。

その上からおもむろにナルナル菌4Lを投入!いけい、ナルナル!

最後は窓の大きさを微調整して換気扇を取り付けました。

いやー、タイルが美しいですね!

帰り際、これまたハオハオに貰った新品の便座を乗っけてバイオトイレ完成。本当に「ロースメル」か住みながら実証していきます。

今日はほかにもいろいろあったんですが、写真がないので割愛します。残念!ではまた!いっつも唐突でゴメンね!めんどくさいんじゃないよ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?