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コーヒーにまつわる映画 Vol.01

夜空。真っ先に頭上を見ます。ベガがあって、左下にはデネブ、右下にはアルタイル。夏の大三角。その南方には一際輝く木星。その横には土星。いつか浜辺に寝そべって見るって決めています。

さて、今回は映画。映画なんてずっと観てなかったのです。それがコロナ自粛期間があって、また少しずつ映画を観る機会がありました。

このnoteにはコーヒーにまつわることを書き記しているので、コーヒーが出てくる映画も取り上げようと思います。

第一回目は、ジム・ジャームッシュ監督のCoffee & Cigarettesです。これ以上ない選択ではないでしょうか(笑)。

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(↑自身の監督作品「ライフ イズ ビューティフル」で一躍有名になったロベルト・ベニーニも出演しています。)

何がいいってコーヒーが際立っていないことです。日常に溶け込んでいる。際立っているのはあくまで登場人物それぞれのクセです。その登場人物のクセのあるコーヒーの飲み方が際立っているんです。それは彼らの生き方そのもののようです。気取ってなくていいんだなぁ。

そこに、僕の好きな俳優、ミュージシャンがわんさか出てくるので否応にも贔屓目に観てしまいます。もし、自分のお店にトム・ウェイツがビル・マーレイが、ロベルト・ベニーニはうるさそうだからいいとして(笑)、入り浸っていたら、おもしろいだろうなぁ。ジュークボックスを置いて、そこにはトム・ウェイツもストゥージズも入れておきます。

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(↑大好きな俳優 スティーヴ・ブシェミもウェイター役で出演)

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(↑↓イギー・ポップとトム・ウェイツはもう漫才レベルです)

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(↑ケイト・ブランシェットのオーストラリアンアクセントも聞けます)

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(↑ホワイトストライプスのジャックがニコラ・テスラについて語ります)

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(↑ウータンクランのふたりとの絶妙なやりとりのビル・マーレイ)

そしてどこかで見たことあると思った彼は↓

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僕の一番好きなオムニバス映画、Night On Earth(監督はもちろんジム・ジャームッシュ)にも出ていたイザック・ド・バンコレ。

このCoffee & Cigarettesはオムニバス映画です。すべての回にコーヒーとタバコが脇役で登場し、そしていろんな英語が行き交います。

もう現在ではタバコは嫌われ役。僕はタバコを吸わないけれど、タバコがある光景は好きです。それは多分、小さな時から映画の世界でタバコを吸う人を観てきて、カッコよく見えたからが一番大きな理由な気がします。

タバコは嫌われ役を担い、コーヒーは未だに人気者。今、この映画を観ると、タバコを弔っているかのようにも見えてしまいます。もしコーヒーが健康を害する飲み物で、撲滅キャンペーンがはじまったら。なんて映画ができないことを願います。

Coffee & Cigarettesで一番好きなカットはと言われれば、迷わず

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ビル・マーレイのサーバーごとガブ飲みコーヒーです。


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