コーヒーと音楽 Vol.333 - The Beach Boys
The Beach Boys - I Went To Sleep
ずっと音楽を聴いてきて、いまいち掴めないバンドが The Beach Boys でした。
例えば The Beatles は誰しもが受け入れられるキャッチーさのある楽曲が多いのに対し、The Beach Boysは素敵なメロディーはあっても、わかりやすいキャッチーさがあるかというと疑問符が残ります。
電車通勤になって、夏ということもあるからか、最近 The Beach Boys を聴き返しています。
やっと、そのすごさ、素晴らしさがわかってきました。
ある程度の歳を重ねて、やっと自分自身が The Beach Boys に追いついてきた感じがあります。
今日紹介するのは、The Beach Boys の I Went To Sleep。
疲れが溜まっていたのか、最近は朝の眠気がすごくあります。
この曲中にはそんな眠気をさらに増長するようなある音が聴こえてきます。
そうです、いびき。
世の中に数多とあるヒーリングミュージック。その中にぜひ加えていただきたい曲です。
それにしてもバンドをしたことがある方はわかると思うのですが、このような一聴するとシンプルそうな曲でもThe Beach Boysは相当作り込んでいます。簡単そうでできない。同じように曲を作りたいけれど作れない。そんな音楽です。
この曲が収録されている 20/20 というアルバムがまた素晴らしいです。
やっとその素晴らしさがわかるようになってきた。そのことが嬉しい。
アイスコーヒーにもぴったりの音楽。
今日はアイスコーヒーを飲もう。
それにしてもアルバムジャケットデザインが秀逸です。カラーリングからレイアウト、フォントまでぼくの好きな要素が全部詰まっています。
＜今日の誕生日＞
７月１９日
アル・ヘイグ（1922 - 1982）この日アメリカで生まれたジャズピアニスト。ビバップ期を代表する白人プレイヤー。
Karen Dalton（1937 - 1993）この日アメリカはテキサス州で生まれたシンガー。
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