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コーヒーと音楽 Vol.43

The Afghan Whigs - I Keep Coming Back

何年かに一度は暗闇の中でひとり静かに聴きたくなる曲。今回紹介する、The Afghan WhigsI Keep Coming Backはタイトルのとおり、なぜかまた聴き戻りたくなる曲です。

The Afghan Whigsはアメリカはオハイオ州のシンシナティで1986年に結成されたバンドです。この曲は彼らの4枚目のスタジオアルバム"Gentlemen"に収録されています。

このアルバムは静かなる重さを含むが故に、気軽にいつも聴ける類のものではありません。エグられる感じがするアルバムです。それぐらい感情がこもっている証でもあります。

↓今まで彼らについての情報を調べたことはありませんでした。R&Bやソウルといった黒人音楽に影響を受けていたとは。ずっとひっかかっていたのはそんな彼らのルーツだったのかもしれません。

↓彼らの音にはThe BandやThe Temptations、さらにはNeil Youngの影響が書かれています。すごく納得。

アルバムを通して聴くと苦しくなってしまうので、いつもかけるのはI Keep Coming BackMy Curseの2曲。

それでは、今回の一曲 I Keep Coming Backの歌詞を意訳したいと思います。

The Afghan Whigs - I Keep Coming Back

I wanna leave youI wanna leave you
But I just can't leave you
I keep coming back for a little more of your love

離れようとしたって
無理な話さ
君の愛を少しだけでも感じたくて
また戻ってきてしまう

I wanna go away
But honey, I just can't stay
I keep coming back for a little more of your love


どこかに行ってしまいたくても
無理な話さ ただこのままではいられない
君の愛を少しだけでも感じたくて
また戻ってきてしまう

And I can't understand when I try as hard as anyone can

苦しんでいるとき自分でもどうしていいかわからなくなってしまう

Each night I dream
I wake up and scream
Ah baby, that I love you woman, I love you

毎晩夢を見ては
朝起きて心の中で叫んでいる
本当に君を愛しているんだ、君のことを

Oh baby, I realize I treated you wrong
But I'm so sorry, let me come back where I belong

間違っていたことに気づいたよ
僕がいるべき場所に戻らせて欲しい

You see I'm your fool
I lost my cool

君に夢中なのはわかっているだろう
僕はどうかしてたんだ

Ah baby, that I love you woman, I love you

こんなにも愛しているのに

And I wouldn't lie
Oh, but I lay down and die

ひとり横になりたくはない
でも君が横にいれば救われる

Oh baby, that I love you woman
Oh baby, that I love you woman
That I love you woman
I love you

君のことを愛している
どれほど愛しているか
信じてほしい
僕は君のことを愛している

この曲を改めて聴いてみると、なるほど、ロックにソウルの要素を入れているのがはっきりわかります。今まで気づかなかった。

バックバンドをソウルサウンドに置き換えれば、立派なソウルミュージック。というか、この曲はこのままでもソウルミュージック。彼らなりのソウルの解釈が現れ出ています。

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木曜日。今日は焙煎をしよう。西の空を眺めながら。

皆さん、良い1日を!




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