コーヒーとその他 Vol.02 - マッチ箱
マッチ箱 Vol.01 - キリンビヤホール
片付けをしていたら、懐かしいものが出てきました。
その昔、集めていたマッチ箱。ぼくはタバコを吸わないのですが、昔の映画などで出演者がタバコにマッチで火をつける姿は単純にかっこいいなぁと思っていました。
マッチの良さはプリミティヴなところ。手元にある小さな木に火が一瞬で点くのです。湿気ってなかなか着火しないときも愛おしい。
そしてマッチ箱。このマッチ箱のデザインがとっても良い。タイポグラフィも素敵だし、カラーリングも、イラストも楽しい。
そんな小さな宝物のようなマッチ箱に魅了されて集めていました。
改めてマッチの歴史を調べてみます。
マッチの歴史はそこまで古いものではなくて、今から約200年前の1827年にイギリスで誕生。その後、現在のマッチ様式はドイツでつくられます。
マッチというと「マッチ売りの少女」を思い出される方も多いはず。この物語はデンマーク出身のアンデルセン作です。これが発表されたのが1845年。
おそらくマッチが急速にヨーロッパ中、さらには世界中に広まって行ったことが推測されます。
この辺りはタバコの歴史と併せて調べてみるとおもしろいかもしれません。
そしてタバコが出てくればコーヒーも。こういうつながりを想像するのが楽しい。
今回のマッチ箱は「キリンビヤホール」のもの。
ネットで検索しても、もうほとんど情報は出てきません。
ノスタルジア。いや、ノスタルヂヤ。
どんなビヤホールだったのか思い巡らせます。
マッチを擦る。そこには自分で火を灯す行為があります。
おそらく何十年も前のマッチ箱。今回試しに箱の中にあったマッチを擦ってみました。
ちゃんとつきましたよ。
「マッチ」で検索してみるとなかなかコアな世界が。
このマッチ専門店「マッチ棒」さんの商品、すごく良い。
もうタバコを吸う人のために喫茶店等で広告のためのマッチ箱を置くことはこの先無いでしょう。
でも今ならアウトドアでマッチで火をつけるはあり。意外と今なら一周してカッコ良さが際立つかもしれません。
集めていたマッチ箱。もう捨てようかと思っていたのに、触れてみると愛おしい。
noteに記録を残して、使ってやろうと思います。
マッチだもの。火を灯してあげないとね。
あぁーあ、マッチで火をつけて焚き火でもしたいな。
<今日の誕生日> 9月14日 フレッド・スミス (1948 – 1994)この日生まれたアメリカ出身のギタリスト。MC5のメンバー。パティ・スミスの夫だった。
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