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コーヒー豆 片手鍋 自家焙煎の記録 Vol.291 - 欠点豆

欠点豆ブレンド(a.k.a. 玉手箱ブレンド)

片手鍋でコーヒー豆の焙煎をしています。焙煎の前後にはコーヒー豆をハンドピッキング。

そうなるといわゆる欠点豆をはじくことになります。欠点豆がどんなものなのかは本やインターネットで勉強しました。

ぼくの基準は単純です。自分がコーヒー豆を購入したときに形や色が良くないと思うものが欠点豆です。

自分が買ったときに「良さそうな豆だな」と思えるものを残したいといつも思っています。

ただ、欠点豆といっても致命的なものはほとんどありません。その多くが形の悪いものです。

本当に欠点だらけの豆だったら焙煎もせずに処分する、もしくは完全に深煎りにして味をごまかし、アレンジコーヒーにでも使うことが考えられます。

でも前述のように致命的な欠点を感じない豆を集めておいて、ぼくは焙煎して味を確かめています。名付けて「玉手箱ブレンド」です。

どんなコーヒー豆が混ざっているかもはや自分でもわからない楽しみがあります。そして、この玉手箱ブレンドがなんとおいしいのです。

繰り返しますが、ぼくの定義している欠点豆は形の不揃いのものがほとんどで、致命的な欠点豆がないが故にブレンドにしても飲める味なのだと思います。

今回はCB缶3回目の焙煎。通常だと3回目の焙煎では火力も弱くなってしまうのですが、今回は1ハゼが思ったよりも早いです。

一番の理由はコーヒー豆241gの焙煎だったから。いつもは300gの焙煎なのでこの差が大きいです。(これが200gの焙煎だったらもっと早く、簡単に焙煎ができます)

気持ち深めに焙煎しました。お味の方は、うん、おいしい。

難点は、欠点豆のブレンドなので、同じ味の再現が厳しいこと。ということで、自分が楽しむ用ですね。

欠点豆を焙煎する人はあまりいないのかもしれませんが、試験的にやってみてはいかがでしょうか。

意外な気づきがあるかもしれません。


<今日の誕生日>
3月7日 
マシュー・フィッシャー
(1946 - )この日イギリスで生まれたキーボード・プレイヤー。プロコル・ハルムのメンバー。「青い影」のハモンドオルガン演奏を担当した事で知られている。

Arthur Lee(1945 - 2006)この日アメリカはテネシー州で生まれたミュージシャン。LOVEのメンバー。



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