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瞑想で見つけることができた、他者から「擦り付けられた」怒りのパターン

このnoteでは、何度となく瞑想の効果について書いてきました。瞑想の最大の効果の一つは、「メタ認知」の能力が、少しずつ養われていくことです。メタ認知とは、自分の思考や感情などの認知活動を客観視できる能力を指します。

メタ認知の能力を高めていけば、自らの感情、思考、ひいては行動の制御が行いやすくなります。感情については特に当てはまることですが、怒りや悲しみ、不安と一体化していると、どうしてもその感情に巻き込まれてしまい、そこから脱してニュートラルな状態の自分に戻ることが難しくなります。

一方で、瞑想でメタ認知の能力を高めていけば、その感情の状態を客観的に捉えることができるようになってきます。次第に、気持ちがぶれたとしてもニュートラルな状態に戻りやすくなり、生活全体の質が高まります。人の意識の全体傾向として、感情を客観的に見つめるとその波が収まってくるためです。

私は長年瞑想を実践するなかで、自覚せぬうちにメタ認知の能力が相応に高まってきたようです。その結果私が行き着いたのは、実の母親から受け続けてきた「嫌なこと」の実態でした。どうやらそれは、性的なニュアンスが含まれたハラスメントであったことを知りました。また、父親は「とんでもない性格の母親から逃げていた」そうです(本人談)。加えて、これは私の推察ですが、父親は、母親による私への性的エネルギーをぶつける姿勢が要因で、私に対して微妙な嫌悪感を抱き続けていたようです。

これらに直面することは非常に苦しく、また思い出したくもない出来事でした。ですがあえてこの事実に直面することで、自らを縛っていた様々な心の制限を取り払っていくことに成功しつつあります。詳しくは次の過去記事2つをご覧ください。

トラウマ的な出来事への直面と感情的な昇華という、極めて繊細な精神的プロセスは、少しずつ、時間をかけて進めるしかありません。また、ある意味、長期にわたって自分を取り戻していく「道」とも言うべきものです。

どこまでも終わりがないようにも感じられますが、基本的には、一つひとつ宝物を発見していくような、喜びの道であるというのが、私の実体験に基づく感想です。

最近またひとつ、重要なことを発見しましたので、このnote記事にてシェアしてみたいと思います。

■怒りは、外部から「学習させられた行動パターン」かもしれない

あなたは、自分とは違う意見を持っている人に対して、怒りを感じたりすることはないでしょうか? 私はあります。もう少し言えば、つい最近までそのような傾向が強くありました。

もしそうであれば、それは実は、「自分が過去に被った『怒られた体験』をベースに、『学習させられた行動パターン』である可能性が高い」と考えられます。

怒られた体験とは、もう少し具体的に言えば例えば、小さい頃、両親や学校の先生などの身近な大人に、その大人の「違う意見を封じ込めたい」という意図をもって、怒りをぶつけられ、同時に暴力をふるわれたケースです。それらは改めて考えてみれば当然ですが、正当な怒りや暴力のふるいかたではありません。単に、精神的・肉体的な侵害を通じて、相手の意見を不当に封じ込めようとするハラスメント行為です。

こうしたハラスメント行為を、幼少期など柔軟な感性を持っている時に繰り返し受け続けていると、人はどうやらその被ハラスメント体験から「違う意見に対峙した際に、怒りを抱く。さらには暴力を振るう」という行動パターンを学習してしまうようなのです。

こうした学習したというべきか、あるいはプログラミングされたと言うべきか、学習してしまった結果、自分の目の前に「違う意見を持った人」が現れると、無意識のうちにその人に対して怒りと暴力行為の欲求がわいてしまう……というわけです。

これは、恐ろしいことです。本人の意識せざる形で、怒りと暴力行為の行動パターンが植え付けられているわけですから。ハラッサー(ハラスメントを振るう人間)による洗脳そのものといえます。

そしてどうやら私は、そうした「洗脳された人間」の典型例だったようです。

これに気がついたとき、大きなショックを受けました。ショックの根本には悲しみがありましたが、それと同時に、人生に対する希望も生まれました。なぜなら、私の意識内において存在し続け、長年自分を悩ませてきた猛烈な怒りのパターンは、実は、私の本質ではない、ということが自覚できたためです。

転じて、仮に他者から不当になじられ、からかいとともに小馬鹿にされたとしても、それに対して怒りを伴いながら暴力的に反発する必要はないのかもしれません。(多くの人は「ぶんなぐってやりたい」と感じるのではないでしょうか。正直、私もそうです)

もしかしたら、その「不当になじられ、小馬鹿にされている」という状況そのものが、「自分の勝手な解釈」かもしれません。

仮に、目の前で自分をなじり小馬鹿にしている相手が、実際に何らかの挑発的な意図を持っていたとしても、それを真に受ける必要もありません。それこそが、ハラッサー的な人物による、他者を思い通りに動かして自分の有利な状況を構築したいというハラスメント行為であるからです。

総じて、私たちは思いのほか――いや、かなりの部分、周囲のハラッサー的な人物に、「こういう風に考えろ」「こういうふうに行動しろ」という精神的なインプットとコントロールがなされているようです。

私たちは、こうしたコントロールにどう対応するべきでしょうか? 私の経験上、形而上学・秘教が明らかにしている「私たちは一体、本当は何者なのか?」という真実を知り、それに基づいて行動を組み立て直すことが大切だと思っています。

私もまだまだ「自分を知る道」の途上ですが、皆さんにシェアできる知見が少しずつ、まとまってきました。このnoteのほか、瞑想会や、ヒーリングのセッションなどを通じてどんどんお伝えしていきたいと思っています。

ここからはお知らせとなります。2023年12月30日土曜日、東京都品川区(北品川駅から徒歩約2分、品川駅から徒歩約9分)の会場で、「心と体のメンテナンス」というイベントを、仲間とともに開催します。お時間をあわせて、ぜひ、ご来場ください。下記のページがご案内です。当日ふらりときていただいてもかまいませんし、またご予約も可能です。

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■「真実の剣」note記事をご覧いただきました方へ

「真実の剣」のnote記事をご覧いただき、ありがとうございました。併せて、ぜひ、下記のヒーリングや瞑想ワークショップの情報もご覧ください。

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DNAアクティベーションの解説ページはこちら

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