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この世の中で物事をポジティブに捉える方法

ワーホリから帰ってきて、実家に戻って2か月。車がなければどこにも行けないような田舎なので、自分の車がない私にとっては出かけるのも一苦労です。東京へ出るには最寄りの駅から約2時間の電車移動。東京での仕事なんて時間とお金のムダです...。今は自宅からする仕事を探し中です。

こんな状況ですから、仕事がなくて大変な思いをしているのは、きっと私だけではないと思います。落ち込みますよね。こんな大変な状況のときに何もしていない。でもそんなことはないです!今日はそんな方(と私)に向けて少しでも心が軽くなるようなお話をしたいと思います。

コロナ時代での厳しい現状の日本のワケ

まずはどうして仕事も見つからず、こんな状況になっているのかをブレイクダウンしていきましょう。

島国ニッポン、やはり、今までの生活をいきなり変えることが難しいのか、日本ではフルリモートのお仕事は少なく、現状は厳しいです。ほかの国もある程度同じ状況だと思います。失業率は急激に上がりました。実際、私も、3月中旬頃カナダで失業しましたし。でもカナダから帰ると日常において色々とギャップを感じ、より日本の厳しい状況を目にしました。

例えば、キャッシュレス決裁。カナダではクレジットカード、デビットカードでの生活が中心でした。現金も持つことはあります。仕事のチップは現金で貰うからです。ただ、大きな額になれば銀行に預入してしまうので使用頻度は少ないです。コロナの時代になって、カード生活は非常に役に立ちました。カナダではむしろ貨幣はお役御免となったのです。貨幣にもウイルスはつきますから、ほとんどのお店で貨幣受取は使用禁止になりました。スーパーなどはサービスカウンターやセルフレジのみでの取り扱いと制限されたのです。

また、政府の給付金に関しても、ほとんどの申請がWeb上で可能だったのです。(一概に書面での申請も可能ですが、役所がクローズしていたので直接の対応はありませんでした。)そうして、給付金手続きにはたくさんの情報と混乱があり、渦中の際はたくさんの問い合わせしたものです。1日に何回も電話をかけまくり、大変な思いをしたことは忘れないでしょう。

ここからなにが言えるかというと、カナダでは生活のほとんどがオンラインで済むことに対し、日本は現物社会でそれが未だ強く根付いている、ということです。ハンコ社会も言えますよね。私もかつて経験したこと、上司のハンコがなくて決裁が通らず、業務が遅れるなんてこともありました。(海外ではサインです。手書きのサインもあれば電子サインもあります。)営業するとき、お客さんに会いに行って直接話に行くこととか、確かに大事なことだったと思います。現にそれで沢山の商売がとれていたのですから。

でも、この時代になってもまだ同じことが言えるのでしょうか。実際のところ、日本もキャッシュレスがだんだんと浸透してきて、いろいろなサービスが増えてきてもいますし、社会でも大手の企業はリモートワークを推進していらっしゃるところもあるようですが。今後コロナの存在を考えながら生きていくには今までの常識を変えなくてはならないのが現状です。このペースで行ってはWebシステムの社会になるのもすぐそこだよなんて言いきれないですが、遅かれ早かれ、今後はリモートワークの仕事は増えてくると思います。コロナの治療薬やワクチンが出来上がって、それこそ以前のような生活が戻ってくるころ、10年後くらいには2019年迄みたいな生活ができるかもしれませんが、そのころまでにはオンライン上でなんでもできる生活になっていれば、より便利ですよね。

働く人がいらないワケではない

私は、働く人がいらない、と言っているわけではないのです。よほどのことがない限り、例えば、人間の知能に近い(優しさや心遣いまでもできる)AIがもし生まれてしまったら、その時は働く人はいらなくなってしまうかもしれませんが、人とのつながりはとても大事です。カナダでもカスタマーサービスでたくさん助けられました。それは日本にいても同じですよね。電話で聞いたり、チャットしたりして、人と繋がりながら問題解決に導いてくれる。それこそ、今の時代を現表したみたいなものなのです。会えなくても人と繋がることは、大事なのです。

新しい時代での物事の捉え方。

さて、以上を読んでいただければ、もう答えは出ます。よね??こんな世の中の状況で必死にもがいている目の前のあなた。今は人生のバケーションなだけです。だって健康ですよね?命なくして生きることはできません。今はみんなが大変な時です。大丈夫です。仕事している人は、その人の他の人生のタイミングで人生のバケーションを取った、もしくはとるのかもしれません。あなたは今、このコロナ禍でとっただけ。例えば、病気やケガで入院とか、いきなり会社倒産して失業とか、中にはそんなタイミングでとらなければいけない人もいるかもしれない。人生は人それぞれですから、もしかしたら中にはバケーションを取らずして終わる方もいるかもしれないですけど。。。

私もワーホリから帰ってきて、確実に英語力も上がっているであろうにも関わらず”フルリモート”を条件にしているばかり、こんなに仕事探しが大変になるとは思いませんでした。焦るばかりでした。しかしこれも今までとはもう違うのです。角度を変えてみたら、ハッとしたのです。誰にとっても今年の試みは新しいチャレンジなんですから、落ち込む必要はないです。むしろ、このあなたのお休み期間で今までできなかったことを始めてみるのはいかがですか?健康なんですから何だってできるでしょう。新しい趣味を始めたり、勉強してみたり、もしくは何もしないをしてみたり。こんな世の中なんですから、焦らず、ゆっくり気楽に生きましょう。Have a good vacation!

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