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「自分の可能性を信じきれていない人へ」  自分の弱さと向き合い、輝き始めた一人の男の物語【自己紹介】

はじめまして!ポジウィルでトレーナーをしております、杉山真也です。
このnoteでは自己紹介を兼ねて私のこれまで、そしてポジウィルでトレーナーとして働く理由をお話しいたします。
自分の可能性を信じきれていない人へ、一人でも多く届きますように。

これまでの生い立ち

杉山真也(ポジウィル株式会社 キャリアトレーナー)
小学1年から中学卒業までの9年間、サッカー部に所属して仲間達と青春を過ごしました。高校から始めたハンドボールではキャプテンに選ばれ、大学では複数のサークルに所属しながら、様々なアルバイトを経験。経営学部で一番の人気ゼミに所属し、自分のやりたかった「世界旅」も実現。
大学を1年休学し、約20カ国の海外渡航をしたのちに、「日本人の働くことに対する負を解消したい」という想いから、新卒で大手人材会社に入社。
大学の時からお付き合いしていた彼女とは、付き合って7年目の海外旅行中にプロポーズし、今は二人で幸せな家庭を築いています。

上記の経歴だけを読むと、今まで悩んだことがないような、順風満帆な人生に見えるかもしれません。しかし、現在に至るまでにさまざまな問題と向き合い、乗り越えてきた人生だったなと感じています。

たび

↑アフリカ、シエラレオネ滞在中に宿周辺で仲良くしてくれた人たち


普通ではない家庭に育ち、普通になりたかった少年時代

私の家は、決して裕福ではない家庭でした。
建設関係の自営業をしている父。雀荘を経営する母の家系。地域柄のせいかヤンキーに育った兄。

自営業家族で、勉強しなくても働き口には困らない環境で育った私は、勉強とは全くの無縁。おまけに机に向かってじっと座っていられないタイプで、高校を卒業するまで本を最後まで読み終えたことがなく、家族から勉強面では期待されていなかったし、私も自分には期待していませんでした。

「真也んちって変わってるよね(笑)」

幼い頃から、周りの友達から言われてきた何気ない一言。この言葉をかけられるたび、変わっていることは良くないことと捉えてしまい、それが本当に心苦しかった。「変わっていることで目立ちたくない」「他の人と同じようにしなきゃいけない」と少しでも自分を守るために、なるべく自分の話はしないようにしていました。

しかし、育った家庭環境のおかげか生まれ持った資質なのか、独特な感性やアイデアをひらめくことが多く、絵を描くことや休み時間の遊びを考えることが得意な子供でもありました。

そのおかげで、「真也は変わっているけれど、面白いやつ」と言われることも増えていきました。「みんなが喜んでくれるんならもっと何かをしたい!」「普通ではない自分でもいいんだ」と、変わっている自分をいつの間にか受け入れていったことを覚えています。

高校時代、周りから期待されて気づいた 「向き合えない自分」

私が進学した高校は、決して偏差値の高い高校ではありませんでした。高校3年の新学期では、英語の授業で「三単現のsとは何か」を取り扱うレベル。
おまけに風紀も乱れていたため、学校内で自転車や財布などの貴重品が盗まれた話なんてよく聞いていました。

全く勉強する気のない生徒に囲まれた高校生活で、とある新任の英語教師が放った言葉が、強く記憶に焼きついています。

「自分の人生を諦めるな。俺も腐っていたことがあったが、今はなりたかった自分の夢を叶えることができた。だから絶対に諦めるな」

先生の人生経験から語られる想いの込められた言葉を受けて、周りの人が変わったかなんてわかりません。けれど、少なくとも当時の自分は「このままじゃいけない」と、そのまま進路指導室に駆け込んだのを覚えています。


ただ、私の当時の偏差値は30台だったため、「何かを変えたい」と思うものの、勉強の仕方すらわからず。

漠然と不安を抱えながらも、気持ちを紛らわせるために周りの友人たちと夜な夜なバイクで集まり、時が過ぎるのを待ち、自分と向き合おうとしませんでした。

もちろん、受験は大失敗。勉強していなかったし、落ち込むこともなく、今後の進路も何も決めないまま過ごしていました。

そんなある日、大学不合格の結果を知った父からある一言を言われました。

「お前が落ちたのは大学側の間違いじゃないか?本当に確認したのか?」

正直、はじめはこの言葉の意味が分かりませんでした。なぜなら、今まで勉強で自慢できる経験は全くなかったし、ずっと期待されていないものだと思っていたから。

でも、この一言がきっかけで、実は父から期待されていたと気づきます。

そして、「何かを変えたい」と思うものの、その不安と向き合えていなかった自分が情けなくて、悔き泣きしたのを覚えています。


もう一度自分から逃げずに勉強をやり直そう。

そう決意し、自分の人生と向き合おうと浪人の道を選択しました。

当時は予備校に通うお金もなかったので、自宅近くの図書館に毎日一人で通う生活をしていました。この時の経験から、「自分が学び続ける覚悟を持ち続ければ、今ここにない自分の可能性が広がり続ける」と強く確信しました。そして無事に志望校に合格、ようやく晴れの大学生活が始まりました。

人生を謳歌した大学生活・社会人になることへの恐怖


大学入学後は、「人生の可能性を広げるためには何事も経験だ!」とサークルに複数所属。アルバイトも10個以上経験したり、大学で学ぶ会計分野4年分を半年で終えるなど、家に帰宅するのは夜中0時、もしくは友人の家に泊まり続ける日々を過ごしていました。

ご縁があって社会人の方々と交流することも多く、学生の時から「働くとは何か」を考える機会に恵まれた私は、ある大きな悩みを抱えていました。

「このまま社会に出るのが怖い。どう生きたいかわからない。」

保守的で臆病な私は、社会に出ることを恐れ、大学休学・海外渡航を決意しました。社会人として働く前に、世界で活躍されている現地の方々にアポイントを取って、話を聞いて回りたいと考えたのです。

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「やりたいことに取り組む人は輝いている」そう学んだ20カ国海外渡航

「人の生き方の多様性を知りたい」と向かった海外約20カ国では、アジア、中東、アフリカ、ヨーロッパの現地に住む方を対象に、日本語検索して出てくる人へ片っ端から連絡したことで、快く会うことを受け入れてくれた現地に住む人々とのワクワクするような出会いがありました。

大手メーカーインド支社の社長、起業家、旅行会社社長、国連職員、カンボジアで輸出入関係の仕事をしている方、翻訳家、学校の校長先生、エジプトの村の宿で働きながら情報発信しているブロガーさん…

旅写真

↑トルコに滞在中、ロシア人、アメリカ人と仲良くなった写真

老若男女、立場や仕事を問わず会った先では、「どんな生活をしているんですか」といった具体的な話から、「あなたはどのようなことを目的に生きているんですか?」という抽象的な話までを伺っていました。

何を目指しているのか。

なぜここにいるのか。

「日本の学校だと当たり前のようにコピー機があってタダで利用できるのに、なぜコピー機が不足しているキューバに移り住み、生徒のためにわざわざ自腹で宿題の紙を印刷しているんですか?」
「エジプトの辺境の村で、誰も観光客がいないような地域でなぜ宿をやる必要があるんですか?」

そのような話をひととおり話を聞いた中で、得た結論が「やりたいことに取り組む人は、輝いている」でした。

自分の原体験を世界規模のビジネスへと昇華している起業家。

ネパールの山奥で自ら羊毛を紡いだ服を着て山籠りをしている人。

ブッダが悟りを開いた菩提樹の近くにある日本寺のお坊さん。

たび!!!

自分の原体験をきっかけに、興味関心に忠実な人生を過ごしていた彼らは、一人たりとも人生に後悔をしていなかったことが記憶に焼き付いています。暗い話をする人は一人もおらず、むしろ「これだけしんどいけど、おもしろいでしょ!」といったポジティブさを併せ持っていました。

そんな彼らを見て、私は学びました。自らの意志で納得感ある選択をしている人は、どんなに過酷な環境下だったとしても人生を楽しむ力があるんだと。

皆さんにお伝えしたいこと

どれだけあなたがやりたいことがあったとしても、その可能性を否定してくる人は必ずいます。
私もこれまでに様々な挑戦をして、否定されてきた人生でした。

本気でやってみたいと思えた海外渡航すらも、「英語もできないのに海外行くの?」「英語学びたいだけだったら日本で国際交流すればいいじゃん」と言われることもよくありました。

↑アフリカにダイヤモンドを掘りにいく計画を立てた時も、周りからは「無理だよ」と言われていました。(内心、私もそう思う時がありました笑)

しかし、それを受け止めたうえで自分にとって後悔の残らない、納得のある選択をし続けた結果、何にも変えられない思い出という財産や、自分らしい未来を切り拓くことができ、自分の可能性は当時の比にならないくらいに広がり、自分への自信にも繋がりました。

だからこそ「自分はダメなんだ」と思っているような人や、「自分はこうだから」と諦めかけている人の背中を押したい。そう考え、私はキャリアトレーニングを仕事にしています。

それはきっと、昔の苦しかった自分を救う意味合いも含まれています。「自分はこうだから」と呪いのような言葉をかけ、所々自分の可能性を信じ切れずに立ち止まる瞬間が多い人生だったから。

(例:高校の先生から「お前はできるのにもったいないぞ」と鼓舞していただいたにもかかわらず、「でも・・」という気持ちがあって結局部活動で気を紛らわしてたりしてました)

私のトレーニングでは、ネガティブもポジティブも含め全受容します。

人の価値観は十人十色だと海外渡航で感じたからこそ、どれだけ「マイノリティかもしれない」「理解されないかもしれない」という価値観を持った方にお会いしても、否定せずフラットに受容できるのが私の強みです。

そのうえで、あなたはどんなことを目的に生きていきたいのか?そのために何をすべきなのか?をひもといていきます。

そして、どんなに過酷な環境下だったとしても人生を楽しめるような、あなたオリジナルの『納得感のある人生』を一緒に考えていきませんか。

★過去に杉山がご支援させていただいた方の体験談もインタビューされているので、ぜひ読んでいただけると、トレーニングのイメージが掴めるかと思います!↓

最後までお読みいただきありがとうございました。皆さんとトレーニングでお話できるのを楽しみにしています!

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