Why fanicon? / 連載 ： タイライム

初めまして、THECOO株式会社 代表取締役CEO 平良です。
note への初投稿は、「なんで fanicon を始めたのか？」について書きます。

faniconは「 あなたの ”ホーム” を作ろう 」とあるように、あなたの 味方 ＝コアファン だけのコミュニティを作れる月額会員制のアプリです。現在、1,000のコミュニティが開設され、多くの俳優、アーティスト、アイドル、声優、アニメキャラクター、インフルエンサーが活用しています。

そもそもは、2016年に YouTube Space で美容系 YouTuber のオフ会を企画・実施したのがきっかけです。
イベントは5名の YouTuber と100名弱のファンが集まりました。内容は、パネルディスカッション、ファンへのメイクアップ、Q&Aセッション等でした。約90分のオフ会が終わった後、各々の YouTuber の前に自然と列ができました。ファンが YouTuber に「 いつも動画を見ています！」「 コスメはどこに買いに行っているんですか？」と一所懸命に話していました。
そこで気づいたのは、ファンは自分の憧れの人に自分のことを少しでも知ってもらいたいんだなぁと。

私も、根っからのロックファンです。
中学生の頃から、寝る間も惜しんでロックを聴いてきました。その頃に聴いていたバンドや曲は未だに聴き続けていますし、今でも新しいバンドやアーティストがいないか常に新しい曲を追っかけています。

更にライブに行くのが大好きで、雑誌のぴあを買って、コンサート情報を調べ、チケット発売日の早朝に、家から一番近いデパートの地下1F にあるチケットガイドの前に並んでいました。そうしないと人気のライブのチケットは手に入らなかったし、どうしてもライブに行きたかった。本来、待つのは嫌いなのですが、好きなアーティストのライブの為なら、長時間並ぶことも、全く苦じゃなかったです。

ロッキングオンの記事になっている 「 グラストンベリーフェスティバル 」や 「 レディングフェスティバル 」にどうしても行きたくて、19歳の時に初めて一人で海外にも行きました。
フェスに行くと、ライブだけじゃなくて、あちこちでアーティストがぶらぶら歩いていたり、簡易テントの中でサイン会やトークショーをやっていました。ぶらっと入った Virgin Mega Store で、ジュリアナハットフィールド がアコギだけでライブをしていたり。
ロンドンは、なんてロックに溢れて、アーティストとの距離の近い街なんだ！と興奮して日本に帰ったのを覚えています。

（第一回目のフジロックの際、二日目が中止になり、富士急ハイランドでたまたまBeckに出会った時の写真。　若いな。笑）

しかし、今はインターネットのおかげで、わざわざロンドンまで行かずとも、世界中の情報やコンテンツが即時に手に入る時代です。
「 Coachella Festival 」は YouTube で Live配信しているし、昨年から 「Fuji Rock Festival 」もYouTube で Live配信が開始されました。
そんな今だから、ネットで自分の憧れのアーティストや YouTuber との距離を縮めることができるのでは？ 自分の思いや熱量を伝えて、それを知ってもらえるのでは？その思いを叶えるために fanicon を始めました。

fanicon は、コアファンがいる人なら誰でも簡単に始められます。コアファンしかいないので、とっても安心安全なコミュニティになります。具体的には、普段言えないようなこと、見せないような姿もコアファンには共有できます。
それを見たコアファンは無条件で支えてくれます。コアファン同士で話し合い、オフ会も頻繁に開催されています。他ではあまり見られない熱量のとても高いコミュニティが出来上がっていると思っています。

これから note に、fanicon に関する様々なトピックについて書いていきたいと思っています。例えば、アーティストはどのような思いで曲作りをしているのか？ YouTuber はどのようにファンと接しているのか？コアファン同士はどのように仲良くなって行くのか？
また、fanicon に関することだけではなく、エンタメに関することを幅広く取り上げていきたいと思ってます。
筆不精ですが、楽しみながら書いていきたいと思ってるので、気長にお付き合いください。宜しくお願いします！

THECOO株式会社
代表取締役CEO
平良　真人