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エンジニアの読書感想文 自己成長のために書きます。 新書、文庫、古典を中心に。 目標は週1冊です!

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読書#9 「読書力」 齋藤孝

読書#9 「読書力」 齋藤孝(新書3:名著2:その他4) ■動機 齋藤孝著の「読書力」に、読書は「娯楽」と「学習」の2種類あると。 薄々感じていたことを「活字」で受け取ると、重くのしかかる。 「学習」の読書を最近していない気がする。 「新書(学習)」よりは、「文庫(娯楽)」に逃げてきたし、「名著」と呼ばれるものよりは「本屋大賞」を選んできた この本には、アウトプットの大切さも書いてあった。 ここで一念発起。noteに感想を書くことで読書を身につけようと思う。 ■GOAL こ

    • #67 ある男 ー 平野啓一郎

      ものと、それにつけられた名前 人その人と、その人につけられた固有名詞 人を印象付ける外観 その人と遺伝 現在は過去としての結果であり、現在の積み重ねである。 少年時代可能性は無限に広がっていた そして、今がある。 現在の今は少年時代に憧れた自分であろうか 今の自分は外観や遺伝によって決定されているのか? 固有名詞によって決定されているのか? 今の自分は過去の自分によっての結果である。 しかし、固有名詞を変えたとしたら、過去は変えられるのだろうか?

      • #66 頭のいい人が話す前に考えていること - 安達裕哉

        ①とにかく反応するな ②頭のよさは他人か決める ③人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する ④人と闘うな 課題と闘え ⑤伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせい ⑥知識は誰かの為に使って初めて知性となる ⑦承認欲求を満たす側に回れ 特に⑤は感心した。ラブレターや告白で失敗することはほとんどない。 その前に大体勝負はついている。 なぜ伝わらないんだろう?伝え方には大体問題がない。 考え方、考えの深さに問題がある。 では考えを深めるにはどうしたらいいのか? それは、整

        • #65 今日も嫌がらせ弁当

          子供との付き合い方を考えさせられる内容だった。 子供と真正面から対峙し、真剣勝負できているだろうか?私の子育ては本当の嫌がらせになっていないなだろうか?そんなことを考えさせられた。最近子供のことで胸が締め付けられるくらい感動したことはあっただろうか?入学式卒業式もっと感動できたのではないだろうか?足りていないのは何であろうか?隣でスマホばかり見ていた親と大した違いはないのではないだろうか?そんなことを考えさせられた。子供と過ごす時間はあっという間しっかり真剣勝負しようと思う。

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        読書#9 「読書力」 齋藤孝

          #64 さみしい夜にはペンを持て 古賀史健

          書くことは自分との対話。 書く事自体に思考が伴い、思考するとは答えを出そうとすること。 答えを出すには証明のように順序立てて書く必要があり、 思いつきで話す、会話やチャットとはそもそも異なる。 また一度口に出してしまったことは取り返しがつかないが、書くことはやり直しが効く。 それゆえ、じっくり言葉を選び安易な言葉で済ませないことが重要。 またそのためにも、ボキャブラリーと時間の流れが重要になると。 ボキャブラリーは情景や感情を正しく表現、しっくりとくる表現にするために重要。

          #64 さみしい夜にはペンを持て 古賀史健

          #63 暇と退屈の倫理学 國分功一郎

          人はなぜ退屈するのか? 退屈はしていい。 問題は退屈を消費に向かわせる現代社会の構造だ。 我々は退屈とどう向き合うべきなのか。 面白すぎて動物になってしまいました。

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          #63 暇と退屈の倫理学 國分功一郎

          #61 高瀬舟 森鴎外

          足るを知る 幸福とは何であろうか? 資本主義社会において、果てしない物欲や不確定な未来に取り憑かれ、 我々はどこまでも満たされることなく、社会の一部として拘束されている。 我々はどんな人になりたいのだろうか? 足るを知り、無欲な喜助をさん付けしてしまうのもわかる。 権力を持った者、財を構築した者、こう言った人々が尊敬される中で、 目指す先は、おぼろ夜であり薄い雲が月の明かりを霞ませ、 親類も隣りにはいない。 遠島に向かう心持ちはいかがなものか? 黒い水の面を滑る舟に乗る

          #61 高瀬舟 森鴎外

          #60 読書について 自分の頭で考える - ショウペンハウエル

          本を読むこと、学ぶことなら、いつでも思いのままに取りかかれるが これに対して考えることは、そうはいかない 考えることとはどう言うことなのか? 自分が持ちうる知識を可能な限り多くの方向から捉え、総合的に判断すること。 そして、考える動機は内発的動機で行われるのに対して、読書は自分の思索に行き詰まりアイデアが出てこない時のみ行うべきだと言う。 考えるひとは、まず自説を立てて、あとから権威筋・文献で学ぶわけだが、 それは自説を強化し補強するためにすぎない 多読については下記の

          #60 読書について 自分の頭で考える - ショウペンハウエル

          #59 心の安定について セネカ

          精神はどうすれば平坦で順調な道を歩み続けられるだろうか? 我々は信念に従い常に行動できているだろうか? 他人の地位や持ち物を妬み、隣の芝が青く見えているのではないだろうか? また、他人の目を気にし、取り繕い、無難に生きていないだろうか? また、感情を押し殺し笑いを堪え、涙を堪え、時には自分の意思に反して涙を流すというようなことをしていないだろうか? そしてそういったものの末に自己嫌悪に陥ってしまう。 人間の精神は、生まれつき活発で、動きやすいものだ。それゆえ精神は、自分

          #59 心の安定について セネカ

          #57 学び続ける理由 99の金言と考えるベンガク論-戸田智弘

          寺田寅彦の一文を引用 実際作物の創作心理から考えてみても、考えていたものがただそのままに器械的に文字に書き表わされるのではなくて、むしろ、紙上の文字に現われた行文の惰力が作者の頭に反応して、ただ空で考えただけでは決して思い浮ばないような潜在的な意識を引き出し、それが文字に現われて、もう一度作者の頭に働きかけることによって、更に次の考えを呼び起こす、というのが実際の現象であるように思われる。 寺田寅彦(物理学者、随筆家) 「科学と文学」『寺田寅彦全集 第五巻』(岩波書店)

          #57 学び続ける理由 99の金言と考えるベンガク論-戸田智弘

          #56 人生の短さについて セネカ

          「時間はとても安く見積もられている」という訴求を私はもっと真剣に、深刻に考えなくてはならない。 だれかが時間をくださいとお願いすると、求められたほうは、いとも簡単に与えてしまう。 資本主義以来、労働者が資本家から搾取されているとマルクスが指摘する遥か昔よりセネカは時間の搾取と時間の浪費について厳しく指摘し無駄つがいをしないように訴える。 それでは我々はどうしたらいいのだろうか? 「あらゆる世俗的な営みから離れて生きる人の人生が、長くないはずがあろうか。」 とセネカはい

          #56 人生の短さについて セネカ

          #55 砂まみれの名将

          財を遺すは下 仕事を遺すは中 人を遺すを上とす 野村克也のシダックス時代の物語 どこにいても野球を愛し 人を育てることを愛した監督 人を信じ 規律を重んじる 

          #55 砂まみれの名将

          #54 はじめてのスピノザ 國分功一郎

          自由とは何か?コナトゥスとは何か?

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          #53 学力の経済学 中室牧子

          教育の事となるとどんな人も評論家となり、自論を展開するが、そこに科学的、統計的根拠はあまりない。 様々なデータを検討して「良い教育」について考えていくのが本書のテーマだ。 https://amzn.to/3lGcfFQ

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          #52 ぼくたちに、もうモノは必要ない 佐々木典士

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          #51デジタルミニマリスト カル・ニューポート

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