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栄養の考え方とアプローチ方法

こんにちは!機能改善専門スタジオザリフォーマー代表の上村です。

お客様に対して行う栄養カウンセリングや実際の栄養のアプローチ方法を行って行く前に、大前提となる「栄養のアプローチ方法とその考え方」について解説していきたいと思います。

栄養に対するアプローチ方法の考え方を理解しておく事で、ダイエット(ここでは減量と定義)だけにとどまらず、寝ても疲れが取れない方や日中やる気が起きない、朝起きれない、肩こりや腰痛など痛み、そういった慢性疲労や慢性不調を抱えている方へアプローチするための考え方が明確になるかと思います。

基本的な考え方ですので、一緒に理解を深めいていきましょう

それでは宜しくお願いいたします!

栄養アプローチの考え方

知識&思考へのアプローチ →   選択&行動へのアプローチ

まず、お客様に正しい知識や情報をお伝えする事で考え方が変わり、考え方が変わる事で、食品の選択や行動が変わると考えていきます。

当然ですが、ダイエットに限らず身体の調子を整えていく上で、良い状態を維持しなければなりません。トレーナーなど、第3者に管理されている期間だけ良ければいいわけではありませんよね。

ダイエットは、わかりやすい例で、いわゆる「リバウンド」してしまいます。

中には、試合前のアスリートやライブ前のアーティストなど、1つの目標に向けて一定期間で引き締めるようアプローチもありますが、この場合は長く続けるわけではありませんよね。

ですので、基本的には良い状態を維持していきたいわけですから、お客様自身に知識をつけていただくために、まずは栄養に対する知識や思考の介入をしていきます。

個人的な意見になりますが、食事というのは人生の豊かさを象徴している行為だと思っています。

食事という漢字にあるように、「人」を「良」くする「事」と書いて食事ですし、食事は1日3回、10年で10,950回あるわけで、これを多いと感じるか少ないと感じるかは個人の価値観によりますが、限りがあるのは事実です。

貴重な1回の食事をどのように過ごすか。

栄養へのアプローチは非常に大切になると考えています。

栄養によるアプローチ方法

知識&思考へのアプローチ

長年の癖や日々習慣というのは、そもそも変わりにくいものになります。ですので
、自らやりたくなる気持ちをいかに引き出すかが大切です。

習慣の変化が起こりやすいタイミングは、人それぞれ様々ですが例えばこのような時があります。

①環境の辺やライフステージの変化
 →転勤、引越し、就職、結婚、出産、異動など
②変身願望
 →〇〇したい、〇〇になりたい、〇〇になりたくない
③将来の不安
 →健康の不安、心理的な不安、経済的な不安

また、習慣や行動を変える際のポイントとして自己効力感を高めることが重要となります。

この自己効力感が低いと、「~したい」という気持ちはあっても、「どうせ私には無理」とか「できない」という考えが先に来てしまうため、改善に進みづらくなってしまいます。

例えば、お客様の過去の成功体験を例にあげることや70代の人ができたんだから、30歳の私でもできる!と思っていただけるような、代理的経験をしてもらうことが必要になることもあります。

お客様にとって「これならできそう!」という行動を一緒に見つけることがポイントとなっていきます。

行動&選択へのアプローチ

ここから具体的な行動や選択のためのアプローチ方法をご紹介していきます。

・刺激統制法
食べたくなる刺激を減らす

例えば

・大皿ではなく、1人ずつの器に盛り付ける
・食事が済んだら、すぐにテーブルの上を片付ける
・食事が済んだら、すぐに歯を磨く
・お菓子を家や職場からなくす
・買い物に行くときは、購入リストを作成してから行く
・帰り道にコンビニや飲食店がない経路を選ぶ など

・オペラント強化付け
自発的行動に対して、報酬などの刺激(強化子)を受けると、行動の頻度が増える(強化される)学習の手続き。

例えば

・食事制限はストレスを感じることも多いので、生活の中に楽しいことを沢山取り入れる

・トレーニングジムでのポイント制度 など


いかがでしたでしょうか?

運動指導者やトレーナーが栄養に関しても、しっかりとアプローチできることは強みの1つになり得ます、

SNSが普及した今日では、様々なメソッドが提案されていますが、軸となる考えや思考やあれば、メソッドや「How to」に振り回されることも少ないはずです。

お客様にとって、最善の選択肢を提案できるように学び続けていきたいですね。

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