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【最近読んだ本21】ファイナンス思考‐日本企業を蝕む病と、再生の戦略論‐

こんにちは、ひよこぶちょーです!

本日は妻がお友達とランチをするということで、子ども2人を連れて男3人でデートをしました。もう大変でした。この暑さなので、次男が歩きたくないと抱っこすると、長男も甘えておんぶと言い出します。仕方なくお茶やジュースでごまかすのですが、200mくらいするとまた疲れたーと。次はアイス攻撃。それもすぐになくなります。
するといよいよおんぶと抱っこをするしかありません。駅から家までの半分くらいの道のりを気合いでおんぶと抱っこしました。ラグビー部時代タイヤを担いで走ったことを思い出して、気を失いそうになりました。。。

さて、本日は最近読んだ本としてファイナンス思考‐日本企業を蝕む病と、再生の戦略論について書かせていただきます。
個人的に修士課程の講義で一番苦労したのが財務会計とファイナンスだったので、”ファイナンス”と名の付く書籍は読みたくなってしまいます。

こんな方におすすめ

・ファイナンスについて学びたい
・P/Lマネジメントが強い企業に在籍している
・組織で数字責任を負っている
・これから求められることについて知りたい

この本を読んだ感想

目先の売上や利益といったP/L上の指標を最大化することを目的視する、短絡的な思考だと断言していることに衝撃を受けました。なぜならば私が修士課程や博士課程、そして最近INSEADで学んだこととは相反することを述べているからです。P/L、B/S、キャッシュフロー計算書は会社の健康状態を測る上で非常に重要な指標だと習いました。

しかし本書によると、日本企業には、会社の価値向上ではなく、目先のPLの指標である売上や利益の最大化を目的とする、短絡的な思考態度が根づいていると指摘しており、これを「PL脳」の呪縛だと述べています。
この”PL脳”という言葉も刺激的で従来のビジネス書とは一線を画すものであると感じました。

本書が定義するファイナンス思考とは”会社の企業価値を最大化するために、長期的な目線に立って事業や財務に関する戦略を総合的に組み立てる考え方」としております。

確かに売り上げや利益至上主義はどの会社にも言えることではあると思いますが、今後はそういった視点だけでなく、長期的な目線に立って事業、財務戦略を組み立てることが重要だという点はとても共感しました。

本日もここまで読んでいただき誠にありがとうございました!それではまた明日!


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