THE BLUE CAMP

東京・京都のトップシェフ4名が徹底伴走する学生向けプログラム https://theb…

THE BLUE CAMP

東京・京都のトップシェフ4名が徹底伴走する学生向けプログラム https://thebluecamp.jp/ ▷1期生募集!5/17(水)応募締切 ▷クラウドファンディング実施中 https://camp-fire.jp/projects/view/672385

マガジン

  • シェフたちの思い

    THE BLUE CAMPの4人のシェフとキャンプ長の、プロジェクトへの思いをまとめました。

  • 学生紹介

    THE BLUE CAMPに参加す16名の学生が、エントリー時に書いたエッセイを公開しています。

最近の記事

  • 固定された記事

メンターシェフのインタビュー記事/動画|THE BLUE CAMP2024

「THE BLUE CAMP」プログラム全体にメンター的に伴走する東京・京都の4名のシェフのインタビュー記事ご覧ください(4月14日以降、順次アップしていきます)。 京都東京

    • "料理屋は、こうして生産者とお客様の橋渡しができる" 御料理ほりうち 堀内さやか

      使いたい食材を選ぶのではなく、食材に自分の腕を合わせたい――(撮影料理に使っているハマグリについて)ずいぶん大きなハマグリですね。 これは本ハマグリ(ニホンハマグリ)という在来種で、京都・宮津の漁師・村上純矢さんから直接送ってもらっています。ハマグリは全国的に少なくなっていますが、実は宮津でも一時は絶滅寸前だったそうです。村上くんはまだ20代の若手漁師ですが、年配の漁師や漁協を巻き込み、2019年から2年の禁漁期間を経て、厳格な資源管理に取り組んでいます。 ハマグリは少

      • “恩恵を次世代につなぐ「誇り」を共有したい” てのしま 林亮平

        地域の多様な食文化を“現代の日本料理”に編集ー:日頃、どんな思いでお料理を提供されていますか? 日本料理って、若い方たちにとって、ちょっとハードルが高くないですか? デートのお店を選ぶ時、日本料理店はなかなか候補に入らない。母国の料理にもかかわらず、です。それはどうしてだろうと、ずっと疑問に感じていました。 理由として、日本料理が『形式』や『型』を重視することにあるような気がしています。形式ばっていて面白みがない、堅苦しいし緊張する、そんな風に思われているんじゃないかと

        • (動画公開)【オンライン説明会】 4月21(日)&22(月)→終了しました

          4/22追記: 説明会にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。参加いただけなかった方のためにも、説明会の様子を動画で公開いたします。 https://www.youtube.com/watch?v=RXeyIeq72TQ 未来の海をつくる学びと実践のプログラム「THE BLUE CAMP」のオンライン説明会を、下記の通り2回開催します(説明は基本的に同じ内容です)。少しでも興味を持っていただいた皆さん、ぜひご参加ください。 ※応募にあたって説明会への参加は必須

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        メンターシェフのインタビュー記事/動画|THE BLUE CAMP2024

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        • シェフたちの思い
          8本
        • 学生紹介
          2本

        記事

          "泥臭く、その時々の最適解を見つけて" カリナリーディレクター 中東篤志

          有限の食材をこの先も守っていくためにー:中東さんは、普段から努めて海や山など生産現場に通われていると聞いています。 そうですね。僕は料理ももちろんするんですが、料理人ではなく「カリナリーディレクター」。料理・料理人・サービスにお店のしつらえなど、飲食にまつわるすべてのことを包括的にディレクションする仕事をしています。 だから現場に行くのも、毎日調理場に立つ料理人とは違い、仕事の一部としてあえて時間を使っていることのひとつなんです。 日本料理店を営む僕の父は、ずっと昔か

          "泥臭く、その時々の最適解を見つけて" カリナリーディレクター 中東篤志

          “若い世代のクリエイティビティに期待!”日本料理研野 酒井研野

          気持ちよく食事していただく為に——2021年にお店をオープンされて、3周年を迎えられました。料理人として、飲食店の経営者として、今どんなことに関心がありますか? 僕の営むお店はカウンター8席の小さなお店なのですが、ご来店くださるお客様に対しては、お料理を通して元気になってもらいたい、幸せになってもらいたいと常に思ってます。もちろん自分の家族や従業員ともいい時間を過ごしたい、共に成長していきたいですし、そのために日々どのように行動しようかというのが、いちばん関心があることで

          “若い世代のクリエイティビティに期待!”日本料理研野 酒井研野

          京都チーム メンバー紹介(エントリーエッセイ公開)

          THE BLUE CAMPに参加する学生たちを、それぞれがエントリー時に提出した自己紹介およびエッセイとともに紹介します。東京チームに続いて京都チーム。高校生2名、調理学校生2名、大学生4名(うち2名水産研究)の8名です。 松井 菜々美 大阪府内高校2年 Q1 私は将来、人の役に立つアプリを作るプログラマーになりたいと思っています。小学4年生の時に社会でゴミについて勉強した時に、ゴミ問題についていろいろ調べました。そしてゴミ分別問題について学べる「ごみすて脱出ゲーム」とい

          京都チーム メンバー紹介(エントリーエッセイ公開)

          東京チーム メンバー紹介(エントリーエッセイ公開)

          THE BLUE CAMPに参加する学生たちを、それぞれがエントリー時に提出した自己紹介およびエッセイとともに紹介します。まずは東京チーム。高校生2名(うち1名海外)、調理学校生3名、大学生(うち2名水産研究)の8名です。(京都チームはこちら) 古谷礼子(都内高校3年生) Q1 私は2年前まで沖縄に駐在していた父がいる。休みの度に沖縄を訪れ、その豊かな自然と美しい海に圧倒され、心が動かされた記憶はいつまでも忘れられない。祖父が趣味で農家をしていた関係で、食が大好きになった

          東京チーム メンバー紹介(エントリーエッセイ公開)

          ご紹介メディア情報

          THE BLUE CAMPの取り組みについて、さまざまなメディアでご紹介いただいています。ありがとうございます。【随時更新中】 RiCE macaroni Pen Online LEON オフィシャルWebサイト 水産経済新聞 毎日新聞 京都新聞 「漁業ピンチ 食べて知って|京で学生レストラン あすから」 Yahoo! JAPAN SDGs みなと新聞 Qulii 舌肥

          ご紹介メディア情報

          【動画】4人のシェフのインタビュー集

          THE BLUE CAMP運営チームメンバーである、東京・京都4人のシェフの、海の未来に対して、そしてこのプログラムへの思いをご覧ください。 坂本 健 cenci(チェンチ) オーナーシェフ 前田 元 MOTOÏ(モトイ) オーナーシェフ 米澤 文雄 No Code(ノーコード) オーナーシェフ 石井 真介 Sincère オーナーシェフ

          【動画】4人のシェフのインタビュー集

          “NOをYES!に変えて、楽しみながらアクションに繋げていく” No Code 米澤 文雄

          海の状況を回復させるには、今がすでにギリギリのタイミング ——海の状況に関心を持ち始めたきっかけを教えてください。 仕入れや発注をしている時の違和感が大きいですね。2013年頃でしょうか、イワシがありえないくらい高かったり、発注した魚が届かないことが度々あって。その時はまだ「温暖化の影響かな」くらいに漠然と考えていました。 でも2017年に佐々木さんの勉強会に参加したことで、魚が減っているのはそれだけが原因じゃないし、海の状況も想像以上に深刻だとわかってきました。「これはど

          “NOをYES!に変えて、楽しみながらアクションに繋げていく” No Code 米澤 文雄

          “海の強い回復力を信じて、「おいしい」を伝える” MOTOÏ 前田元

          おいしいのに世の中に知られてない魚はいっぱいある———魚を扱う時、どんなことを思って料理をされていますか? 僕、サーフィンが趣味で。仕事のリサーチだけではなく波乗りにいろんな地方の海に行きます。結果的にそれが産地巡りになっていることも多いのですが、水揚げされる地域だけで消費されているおいしい魚って、世の中にいっぱいあるんです。マイナーゆえに、通常の流通に乗せてしまうと評価されないので、京都の市場に通っているだけではそういった魚には出会えない。これは僕の性格でもあるんですが、

          “海の強い回復力を信じて、「おいしい」を伝える” MOTOÏ 前田元

          “レストランは、ひとりひとりに丁寧に伝えることができるメディアだと思う” cenci 坂本健

          結局、課題解決は人に任せていたら進まない———東京発の「Chefs for the Blue」を京都でも立ち上げるにあたり、坂本シェフが中心に立ったと聞いています。その行動の原動力は何でしたか? 料理人は食材がなければ料理ができないし、レストランの経営もしていけないという事実があるなかで、僕自身、漁獲量の減少には危機感を覚えていました。でも正直、課題解決に関しては「できれば誰かやってくれないかな」ぐらいの気持ちがあったんですよね……。だって、店の仕事とはまるで別のことをやら

          “レストランは、ひとりひとりに丁寧に伝えることができるメディアだと思う” cenci 坂本健

          “海を大切にしたい――熱い思いを共有するコミュニティづくりを通じて、仕組みを変えていく” キャンプ長 佐々木ひろこ

          多様な関心事を入り口に集まる仲間とともに、海の課題解決にチャレンジしていく ——「THE BLUE CAMP」はどんなプログラムなのでしょうか? 学生の皆さんと共に、3カ月かけて海や食の世界のことを学び、最後に”海の未来をつくるレストラン”を8月に6日間企画・運営するというプログラムです。 メンバーは東京と京都それぞれで最大8名募集します。まず、海や水産業、レストラン経営に関する講義をオンラインで受けていただき、その後、実際に漁場に行って漁の様子を見て、漁師や流通の方から

          “海を大切にしたい――熱い思いを共有するコミュニティづくりを通じて、仕組みを変えていく” キャンプ長 佐々木ひろこ

          “海への関わりで、料理人は社会でもっと大きな存在になれる” Sincère 石井真介

          海のことを何も知らないで魚を扱うのは「すごく無責任だな」と思った ——海の問題に注目し始めたきっかけは何ですか? 今回のプログラム「THE BLUE CAMP」は、海の未来を考えるシェフたちがともに学び合う団体「Chefs for the Blue」の活動のひとつ。僕は2017年の立ち上げ時期から活動に関わってきました。とはいえ、それよりも前から海に対して危機感を覚えていた訳ではありませんでした。 2017年当時、料理人は築地などの市場には行くものの、漁港に行ったり漁師さ

          “海への関わりで、料理人は社会でもっと大きな存在になれる” Sincère 石井真介

          キャンプ長とシェフのインタビュー記事/動画

          「THE BLUE CAMP」の中心となるキャンプ長、プログラム全体にメンター的に伴走する東京・京都の4名のシェフのインタビュー記事および動画をご覧ください(5月8日以降、順次アップしていきます)。 キャンプ長:佐々木ひろこ フードジャーナリスト・一般社団法人Chefs for the Blue 代表 石井 真介 Sincère オーナーシェフ 坂本 健 cenci(チェンチ) オーナーシェフ 前田 元 MOTOÏ(モトイ) オーナーシェフ 米澤 文雄 No Cod

          キャンプ長とシェフのインタビュー記事/動画